「女優」Wの悲劇 everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
女優
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女優を夢見て、舞台に立つためなら何でもするという、スポットライトの影まで描くようなお話でした。私生活も演技。スキャンダルさえも踏み台のひとつ。今なら炎上商法ですね。
作品内の話である舞台裏や私生活と、舞台となる劇中劇が並行して進む辺りが良かったです。昭夫がかなり優しくて良い人でした。演じる必要のない相手にも、最後まで笑顔で演じきる所が静香の女優魂なのでしょうか。
何度試しても、天井に貼り付けた舞台ポスターに手が届かないシーンが隠喩的でした。
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NOBUさんのコメント
2023年2月8日
今晩は
コメント頂き有難うございます。
今作は初鑑賞でしたので、且つ夏樹静子さんのエラリー・クイーンに影響を受けたと思われる原作を随分後に読んだものとしては、前半の劇中劇に”あれれ”と思ったのですが、若き薬師丸さんの演技に魅入られてしまいました。
昭和の時代のアイドル(っていうのかな・・)って相当大変だったのだろうと思いましたし、それに耐えて結果を出し続けたからこそ、今の薬師丸さんがあるのだと思いました。
(先日、移動中にNHKのラジオを聴いていたら、皆さま薬師丸さんとは言わずにひろ子さんと呼んでいらっしゃると聞きました。)では。