劇場公開日 1978年10月7日

「いったい誰がこんな話を思いついたのだろう」ダイナマイトどんどん KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 いったい誰がこんな話を思いついたのだろう

2025年12月11日
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あまりといえば、あまりにも独創的発想だ。正直かなり前に見たもので、内容についてはほとんど忘れてしまった。しかし、めちゃくちゃ面白かったことだけはよく覚えている。これは岡本喜八の最終期を代表する傑作なので、ぜひ見てほしいと思って一言書いた。

三年後の「近頃なぜかチャールストン」で岡本喜八は終わってしまって、その後、傑作は一つもないと思う。そのとき57歳。残念なことだ。ただ、前に遡っても。50歳の時の「座頭市と用心棒」以来七年間、傑作はなかった。34歳で監督デビューして45歳までは物凄い。怒涛の。パワフル天才監督だったけどね。
黒沢明も三船敏郎を起用して怒涛の傑作群を作り上げたのは15年間。 その辺が人間の限界かもしれませんな。

KIDOLOHKEN
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