劇場公開日 1978年10月7日

ダイナマイトどんどんのレビュー・感想・評価

全11件を表示

3.5まさかの野球の映画

2021年6月30日
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嵐間十郎さん初見。。。

菅原さん、キタオウジさん、

お名前だけ存じておりまして、

フランキーさんお若いお姿素敵でした。

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花丸

4.0ハイテンションの切実を評す

2020年12月16日
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岡本喜八。
戦後任侠野球喜劇。
戦争に負けようがアメリカが何と言おうが、俺たちは俺たちのルールで生きてゆく、というハイテンションの切実を評す。
少林サッカーのネタ元か。
敵投手、田中邦衛、入魂の珍演は必見。
アラカンの扱いが可笑しい。
カルトとするか。

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きねまっきい

5.0最高に面白いヤクザ映画 野球映画の最高傑作

2020年11月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

岡本喜八監督の最高に面白い映画
野球を絡めた爆笑ヤクザ映画
ハリウッドが『メジャーリーグ』なら日本には『ダイナマイトどんどん』がある
民主主義の喧嘩は野球です
時代を感じさせる自由な古き良き任侠コメディー映画
ハチャメチャドタバタ
娯楽映画の傑作

九州弁が良い
菅原文太は宮城県出身だけどね

豪華なキャスト陣
出番が少ない脇役まで実力者が目白押し
福岡ソフトバンクホークスの選手層と双璧の顔ぶれ

東映ではなく大映映画
どうりでかつての東映三人娘の1人桜町弘子の扱いが小さいわけだ
岡源の組長の通訳をする威勢がいい芸者役が面白い

『橋傳組カンニバルズ』
カーニバル?カンニバル!おいちょっと(笑)
対立する橋傳組の野球チームが面白い

右打席左打席一度に両方に立つケーシー高峰も笑える

岡源の菅原文太丹古母鬼馬二志賀勝以上に迫力がある北大路欣也

弥七じゃない中谷一郎もいいね

元プロ野球チームのエースで元兵隊なのに何故かポッチャリのフランキー堺がダイナマイツの監督
戦場から帰ってきたらヤクザなんか怖くない

パンパンや芸者の皆さんがダイナマイツの応援団
千代竜役桜町弘子もいるよ
カンニバルズの応援団はストリッパーか
ついにはなぜか脱ぎだすカンニバルズ応援団
お色気も忘れていないサービス精神

決勝はもちろん岡源組ダイナマイツVS橋傳カンニバルズ
乱闘騒ぎは当たり前

最高に面白い野球映画
最高に面白いヤクザ映画
最高に面白い大映映画

くだらないを通り越して芸術映画より芸術的

まだ観ていない映画ファンは必ず観るべし

ダイナマイトーどんどん!

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野川新栄

4.0ダイナマイト!ドン!ドン!!

2020年4月25日
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鑑賞方法:VOD

78年大映。
菅原文太で戦後とくれば東映映画を連想してしまうが、今作は大映、監督は岡本喜八!まず長い。東映はだいたい100分以下だがこれは2時間23分もあるよ。

だが開始15分での「任侠野球」をぶち上げ快調な出だし。本気のふざけた展開だ。ピンクのスーツ着た岸田森がビンビンに来てる。そして任侠映画では見たことのないフランキー堺がいい味出してるぞ。あと田中邦衛の投球フォームw

喜八監督といえば場面転換の上手さ。今作でも実に見事。北大路欣也の投球シーン転換は唸った。

後半は任侠系に傾きつつもラストの試合を盛り上げる展開。これは燃える。試合は無秩序だがちゃんと進むというww 最後はカオスの極み。ここまで徹底してやってくれたら言うことはありません。アッパレw 痛快娯楽任侠野球映画でした!

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散歩男

3.5とても楽しい

2018年12月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

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吉泉知彦

4.0任侠野球、ぷれいぼ~る!

2018年10月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

まるで『独立愚連隊』を彷彿させるような、これぞ岡本喜八とでも言うべき痛快娯楽作。
1978年の作品。

戦後の北九州。
昔気質の岡源組と新興の橋傳組の2大やくざの抗争がエスカレートし、問題となっていた。
そこで警察署長の提案で、民主的に解決しようと野球大会が開かれる事に…。

任侠×野球の異色ジャンルの組み合わせ。
漢気溢れる任侠の世界と熱血スポ根が見事に融合!…と思ったら、
かなりの変化球。と言うか、完全なるコメディ。

橋傳組の方は頭がキレる若頭が優秀な人材を集め、強豪チームを作っていくのだが、岡源組の方は…。
ルールも野球の“や”の字も知らない奴らばかり。唯一一人だけ、補欠でグランドに入った事あるだけ。
そんな岡源組に、プロの経験ある男が奇遇にも監督に就任。
この監督がチョースパルタ。飛んでくる球を身体で受け止めろ!…って、オイオイ。やくざたちもホントに身体で受け止めるし…。
任侠の世界じゃ文句言わせないけど、野球の事に関しては全くの素人。散々しごかれる。
THEやくざの漢である主人公の加助は、この野球が面白くない。
何が球投げ遊びじゃ! やくざならやくざのやり方で白黒付けるんじゃ!
…と言ってた加助だが、いつの間にか彼も参加する事になり、その威勢の良さでチームを引っ張る。

一応スポ根的な要素もあるが、後はとにかく何でもあり。
相手チームの投手が酒好きと知って、試合の合間合間に酒を呑ませてベロンベロンにさせる。
魔球的なのも登場!
中盤ある事情から殴り込みをして加助は大怪我を負うも、すぐ試合に復帰。
ある大事な試合では、グローブの中にメリケン、腹や脚に鉄板を仕込み…などなど。
昔のブッ飛び野球漫画を実写にしたような感じ。いや、それ以上!

派閥争い、殴り込み。男と女。
任侠映画要素もあるにはあるが、『仁義なき戦い』のようなリアリズムを期待すると、アレレ…?
皆で真面目にパロディーやってるようなやくざコメディ。

そんな中で唯一人本当にシリアスなのが、ある事情で岡源組に入ってきた銀次。
新入りだが、誰にも頭を下げないくらいの一匹狼。
野球にも参加。経験者で、誰も打てない絶対的エース。
が、加助とは常に火花バチバチ。
と言うのも、加助が惚れてる飲み屋の女将の夫。
女を巡って、殴り合いも。
そんな銀次が突然、ライバルの橋傳組に引き抜かれる。
エースを取られ、戦力を失ってしまった岡源組。
奇しくも決勝戦は、岡源組対橋傳組。
しかも岡源組は、負けたら縄張りを取られるという事実上の組消滅を約束させられてしまう…。
組の存続。
加助と銀次の決着。
文字通りの天下分け目の決勝戦。
怪我人続出、もはやルール無しのハチャメチャ試合が、プレイボール!

キャストたちが皆、熱量高めの快演。
脚本を大変気に入ったという菅原文太が豪快演技。
北大路欣也はシリアスに男の色気を発揮。
野球賭博で儲けようとする岸田森、スカした投手の田中邦衛らサブキャラもユニーク。
惜しむらくは、監督役のフランキー堺が要所要所見せ場はあったが、もうちょっと出番あって欲しかった。
キャストたちの吹替ナシの試合も必見。

実際に北九州で、野球で勝負付けたやくざの実話あるらしいが、本作はその映画化ではない。
が、血みどろの争いよりずっと平和的なナイスアイデア。
映画としては、本格的な任侠/野球モノを期待すると漫画的で物足りないかもしれないが、一応それらの醍醐味はあるし、何より面白可笑しく、豪快!痛快!
ダイナマイト級の楽しさ、面白さ。

タイトルは、岡源野球チームの気合い入れの掛け声。
ダイナマイトー!
どんどん!

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近大

3.0暴れっぷりが気持ちいい

2017年9月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

岸田森に目が釘付け。刑事ドラマ「大追跡」のあの役ってこの役の再現なのかな。そう思ってみるとさらに興味深い。古き良き時代の男の男たる姿が当時子供だった私の目にはあまりにもまぶしい。

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自由の座

1.5もう破茶滅茶。 クライマックス、もはや野球の試合でもなんでもありま...

2016年8月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もう破茶滅茶。
クライマックス、もはや野球の試合でもなんでもありません。出演者が暴れているだけ。ストリッパーの応援が下劣さをさらに増幅。
だいたい、あれだけ撃ちまくったり、斬りまくったりしたら死ぬでしょ(笑)
唯一の見せ場は中盤、文ちゃんと北大路欣也がさし勝負する場面。なのだが、道具使うのは卑怯だろ!空々しい雨もいりません。
これは日本のロンゲストヤード、いや越えたな。

評価高いんですね。びっくりです。

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はむひろみ

3.0コテコテな九州弁?がよかった

2016年7月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

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とば

4.0東映でなく大映

2015年11月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

仁義なき~と近いキャスティングも、岸田森、石橋正二、フランキー堺、等出てます。アラカンが最高な親分で、金子信雄が霞むぐらい。今まで見なかったのがおしいくらいの最高に下らなく、笑える映画です。

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よしよし

4.0任侠野球。

2014年11月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

観る人を楽しませるコトに特化した喜八作品。
荒唐無稽なストーリーを愚直に紡ぐキャスト・スタッフの心意気がビシビシ伝わってきます。

文太、欣也、邦衛、信夫、という組み合わせだけでも大満足な一本。

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Nori