千羽づる(1989)のレビュー・感想・評価
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覚行円満 ボシソワカ 最後だけでも覚えよう♥
『そくせつしゅわつ
ぎゃてい ぎゃてい
はらぎゃてい
はらそうぎゃてい
ぼじそわか
はんにゃしんぎょう』って覚えた。
この頃の学校の先生には、こう言った道徳観の無い者たちが”本当に“多かった。もっとも、この演出家自体にコンプライアンス感は全く無いのが所以たが。
映画上映後の1989年には、切実は事件が起きて、セクハラ、ペド◯◯◯◯は一掃したかに見える。でも、なくなったのかなぁ?
この主人公の方には冥福を祈りたいが、伝統的な日本映画の手法しか持たない演出家に委ねるべきではなかった。大変に残念な映画である。
同じテーマで『この世界の片隅に』とか『桜の国、夕凪の街』
しかし、なんであの映画のキャストをキャスティングするのだろう。何一つ工夫も無ければ、演者の演技すら感じられない。その様に見えてしまう。本当は物凄く良い演技をしているのかもしれないが、規制のイメージをどうしても持ってしまう。
さぁ、鑑賞者の皆さん、大変に残念な事だが『この世界の片隅に』の結末が理解できるよね。
こう言った運動が、なんで『核兵器廃絶』にしか、通じないのか、実に不明瞭である。
それでいて、ボシソワカを唱えると新興宗教と思われちまう。
僕は神も仏も信じない。かと言って唯物論者でもない。
すごく悲しかったです
広島の原爆症を描いた作品。
原爆の子の像のモデルとなった少女の半生を描いたもので、そのあまりにも短い時間が美しくも儚い。
原爆症を取り扱っているが生々しい痛みではなく、それはゆっくりと消えていく泡のよう。
友達と過ごした時間、楽しかった修学旅行、頑張った運動会、背伸びしたおめかし。
そんな当たり前で、でもとても大切な瞬間を、邦画らしく静かで丁寧に描いていました。
両親役には前田吟と倍賞千恵子と盤石。
娘の余命を告げられる悲しみが深く、特に倍賞千恵子が素晴らしい。
訪れる未来に覚悟を決め、温かく見守るその表情には胸が熱くなります。
とても静かで、でも改めて戦争という闇を知る作品でした。
すごく、すごく悲しかったです。
リアルに感じます
気になって借りました。有名な原爆の子の像の佐々木禎子さんの生涯を描いて話です。前半は彼女の学生生活を描いてます、禎子役の広瀬珠実さんは素朴な感じでインパクトもありました。演技も自然体で良かったです、亡くなるシーンも辛かったです。倍賞千恵子さん演じるお母さんがあまり感情を出さないんだけど上手く言えませんが強さがあるように思えました。どちらかと言えば前田吟さん演じるお父さんの方が感情を出してる方だと感じました。(寅さんのサクラと博のイメージが強い)あと岩崎ひろみさんがクラスメイト役で出ていました、面影もありわかりました。全体的に良かったです。
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