劇場公開日 1989年6月24日

千羽づる(1989)のレビュー・感想・評価

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3.5すごく悲しかったです

2023年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

広島の原爆症を描いた作品。
原爆の子の像のモデルとなった少女の半生を描いたもので、そのあまりにも短い時間が美しくも儚い。
原爆症を取り扱っているが生々しい痛みではなく、それはゆっくりと消えていく泡のよう。
友達と過ごした時間、楽しかった修学旅行、頑張った運動会、背伸びしたおめかし。
そんな当たり前で、でもとても大切な瞬間を、邦画らしく静かで丁寧に描いていました。
両親役には前田吟と倍賞千恵子と盤石。
娘の余命を告げられる悲しみが深く、特に倍賞千恵子が素晴らしい。
訪れる未来に覚悟を決め、温かく見守るその表情には胸が熱くなります。
とても静かで、でも改めて戦争という闇を知る作品でした。
すごく、すごく悲しかったです。

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白波

5.0リアルに感じます

2020年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

気になって借りました。有名な原爆の子の像の佐々木禎子さんの生涯を描いて話です。前半は彼女の学生生活を描いてます、禎子役の広瀬珠実さんは素朴な感じでインパクトもありました。演技も自然体で良かったです、亡くなるシーンも辛かったです。倍賞千恵子さん演じるお母さんがあまり感情を出さないんだけど上手く言えませんが強さがあるように思えました。どちらかと言えば前田吟さん演じるお父さんの方が感情を出してる方だと感じました。(寅さんのサクラと博のイメージが強い)あと岩崎ひろみさんがクラスメイト役で出ていました、面影もありわかりました。全体的に良かったです。

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ジョバンニ