「赤信号?正に青信号じゃ!!」洲崎パラダイス 赤信号 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
赤信号?正に青信号じゃ!!
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紐にもなりきれない馬鹿な男の話
紐にしきれない余り賢明でない女の話
時は赤線防止法が施行される前夜。
さて、何を言いたいのか?
まぁ、どちらにしても元の鞘に戻れるなら、いいのではないか?
ただのすれ違い映画なり。溝口健二監督の赤線に対する考え方とは全く違うような気がする。寧ろ、おざなりにしてしまった赤線防止法が現代の闇を作っている様な気がする。勿論、洲崎にはその姿はないが、形を変えて全国各地に星の数程存在する。勿論、表看板では売春防止法に抵触する行為はしてはいない。さて。
秋葉原の『万世橋』くらいしか分からないかなぁ。
両国の水上バスの発着場が出てきたが、隅田川はまだまだきれいなようだ。つまり、この後、エコノミックアニマルと言われる程、日本はぶっ壊れるのだ。ストーリーは陽気に終わるが、日本人にとっては、戦争に敗けて約十年。やっとこさ平和になったと思ったが。実は艱難辛苦の再出発の様な時期なのだと思う。そして、結果、絶滅危惧種になってしまったのだ。登場する子供達は正に団塊の世代。
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