「むしろ有害では」THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に Takehiroさんの映画レビュー(感想・評価)
むしろ有害では
テレビシリーズでは、女性たちが少年を成長させるような感覚などで分かる感じがあったが、この作品だと異常性欲と分裂した妄想とSFを借りた暴力描写が流れるばかりのようで、何をどうしたいのか、そこまで難解にしながら異常のような性描写や暴力を見せて、むしろ有害さだけが残るような、そんなに作者たちは都会のストレスの中で異常をきたしたかというような、一体どこを評価して映画館に当時の人達は行ったのか。こういうものをわざわざ知的にいろいろ参照して評価しなくても済む。もっと幸福な人生は簡単なところにあって、わざわざ複雑にするから不幸なのだろう。正直に相手の首をしめて成長するようなところが本来の人間では無いだろう。評価できなかった。NHKBSプレミアムからの録画でみたと思うが、こういう選択をするNHKの教育番組が最近変な感じなのも関連があるのかも知れない。新たな世代に夢は無いんだな。どうなるんだろうか。
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