「ササラモサラ.」仁義なき戦い 完結篇 Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
ササラモサラ.
(14.11.2〜3、広島死闘編〜完結編までを一気見しました)
シリーズ最終章。
戦後混乱期から高度経済成長へと歩んで行く時代、並走した人々の、それぞれの悲哀。
どんどん表からは見えなくなってきている、暴力や死が、実は我々のすぐ側に隠匿されていること、そして、その力に魅せられてしまう自分がいることに気付く。
人の本質はおそらく昔からさほど変化していないはず。
このエンタメ作品から、何を見出すかは人それぞれだろうけれど、今後も生き残って行く作品群であることは論を待たず。
セリフの一つ一つ、人物の相関、ストーリーの展開。脚本・演出ともに、同じ土俵でこの作品を超えるのはかなり難しいでしょうね。
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