「作ったのが「東映」だからね!」新幹線大爆破(1975) あわぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
作ったのが「東映」だからね!
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有名な映画であり、犯罪のヒントも秀逸である。クライムサスペンス!
なのであるが、ことごとく「東映」なのである
しかし日本の犯罪映画の中では金字塔である。首班の「沖田」はニアイコールの”デューク東郷”ゴルゴ13そのものである そのくらい綿密な計画、大胆な行動なのだ 健さんはゴルゴもやっているがこっちの映画の方がゴルゴっぽい
新幹線の運転士は千葉真一。救援車両の運転士は千葉次郎。ここ、笑う所ですよ! あ、ネンジも出てます!
ともかくも組合活動が活発だった「東映」なので、政府、警察権力は汚らしく、ずるがしこく、そしてヘマばかりするのだ 乗客もヒューマニズム溢れ、、、ないのだ、自分たちの事ばかり心配して車内を走りまくるやつばかり 赤ん坊も生まれ、、、ないのだ さすがは「東映」!
クレジットに宮崎駿を探してしまうくらい、権力組織はあくどく描かれていますね
最期にはきちんと停止したのに、ウソニュースを流して犯人を追い込み、射殺して羽田の海に消してしまう 東映ロマンここに極まれり!だな
車バイクが好きな人は、ケンメリスカイライン、SL125、CB350などが出てくるし、鉄分多い人は、西台の車庫とかいいんでねえの?
2025年の新作も観たけれど、こっちの世界線では「沖田はいない」という設定みたいだな 女子高生犯人と父親の年齢おかしいだろうに?
元祖を見れば「やっぱりのんちゃんに”バーナー”持たせたかったぁ」と思う事必須ですぞ!
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