劇場公開日 1990年1月20日

「世継ぎへの執念」女帝 春日局 重さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5世継ぎへの執念

2020年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

十朱幸代扮する稲葉福は、小早川秀秋の家老稲葉正成の妻であったが、小早川が改易となり稲葉は浪人となってしまった。福は、城に上がり家康を相手に交渉し家康の子を身ごもった。稲葉からは自害せよと言われたが、お腹の子を守るために逆らった。福は、江戸城へ行き乳母に決まった。御台様が産んだ子を一端捨てて拾い上げる習慣があり、福が産んだ子をすげ替えた。さらに福は、お福御殿にて自分の子らと一緒に育てた。しかし、弟国松が産まれ毒味をしていた福の子が毒殺された。何とも女どもの悪知恵も大したものだな。

重