女囚さそり 第41雑居房のレビュー・感想・評価
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道に捨てられた「平〇パンチ」の様だ。見たいが汚い。
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公開時に僕は15歳だったので、まだ、見る勇気が無かった。勿論、テレビで見られる訳が無い。そこで、大学に落ちて浪人してから、中野とか北千住辺りで、複数本立てで鑑賞した。この映画もその中の1本である。しかし、余り良く覚えていない。なぜか?
結論を急げば、主人公が脱がなくなった事だ。エロ・グロ・ナンセンスからエロが消えてしまっている。元々がチープな作りになっているので、この当時の性的血気盛んな僕であっても愉快な映画ではなかった。
タブーをあえて作って狂気から脱却すると言った日本映画の
DNAなのだと思う。
悪役の俳優さん(女優さん)は今でもこのイメージで売っているた記憶する。
娯楽映画は本来の目的を失って暴走しては駄目である。
申し訳無いが、グロ・ナンセンスだけでは全く魅力が無い。
エロが無くば、アクションを給するね。
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解説いらないよ
見所は梶芽衣子(だけ)
梶芽衣子主演さそりシリーズ2作目。
設定は前作からそのまま。これはもうSFに近いので細かい所とか問題にしてはいけないシリーズ。いかに梶芽衣子とエグい展開を見るかという。
まずタイトル「第41雑居房」が全く関係ない。脱走した女囚集団の話ですよ。前作がほぼ刑務所内の話と対比してるのはいいけどタイトルどうしてこうなった?
何?という意味不明な演出が過多で困っちゃうんですが、それでも梶芽衣子の存在感だけで映画的になってる。さそりの台詞二言しかない!!
テーマありげな作りですが、たぶんあんまり考えて作ってないです。70年代の毒々しさが満載の前衛娯楽劇画といったテイストでした。
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