処刑の島のレビュー・感想・評価

　監督出演者それに脚色担当者、どれを見ても豪華な顔ぶれなので期待してみましたがガッカリでした。

　昭和の時代に治安維持が出来ていない島があるという設定からしてメチャクチャだ。数人が暮らす島ならいざ知らず当該の島には学校もあるという設定なのに全く警察の管理が及んでないかのように大嶽が暴力で子供達を支配する状況設定である。

　主人公が成長して大島（本島）を再訪するシーンでも土建会社社長が日常から猟銃をぶっ放すという、これも警察がいないかのような設定で呆れた。

　小島（離れ小島）の見た目はどう見ても飲料水が確保できないような小さな島であるのを見て失笑するしかなかった。

　ドラマなので細かいことは気にするなと言われるかもしれませんが、本作品の非現実感は度を越えています。