将軍家光の乱心 激突のレビュー・感想・評価
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京本政樹の悪役はいいね
2023年8月15日
映画 #将軍家光の乱心 激突(1989年)鑑賞
あの当時は #独眼竜政宗 とか #白虎隊 とか時代劇ブームだったのでそれに乗っかった作品
アクション監督が #千葉真一 ということで派手な戦のシーンがウリ
残念なのは、主演の #緒形拳 にはアクションが似合わないこと
動きが遅いのかな?
往年のアクション活劇
ジャックが元気だ。
とくに火だるまになって馬で突撃するところは
4kだと人形でスタントだとバレてしまうものの
面をつけてたら面が燃える危険もあるというのに
えらいこっちゃ。
ストーリーはなかなかに突飛で
うん、まあ昔こういうの多かったなーと
いうところではあるが
千葉ちゃん始め全員の、動いて暴れてやろうぜ感が
画面から溢れて楽しい。
朝ドラカムカムで松重さんが演じられた役の
モデルと思われる福本さんも
何度も斬られて登場。
出演者のほとんどが亡くなられているのに
時の流れを感じる。
しかしアルフィーは元気。
ずっと元気で頑張ってほしい(何の話だ)。
お手本のような時代劇
1998年。監督:降旗康夫
娯楽大作です。
アクション映画として中身が濃い。
最近「十三人の刺客」2010年の三池崇史作品を観ました。
この映画がお手本の気がします。
藩主の乱心vs将軍家光の乱心。
(この2作品とも原作はないのですが、為政者がサイコな狂人が共通点)
(歴史的に見ても、毛沢東、ヒトラー、スターリンと、異常に酷薄な指導者が多いのも常です)
徳川の追手vs浪人七人
この映画は家光が実子の竹千代を嫌い、殺すために刺客を送る。
対して竹千代を無事に江戸へ送り届ける役目を浪人・緒方拳ら七人が、
竹千代を守り旅するロードムービーです。
まぁなんと、追手の数の多いこと。
そして竹千代の進む道中の凄まじいこと。
30メートルの崖を飛び降りて川に落ちる。
長くすべすべの滝を滑り降りる。
断崖のてっぺんから、向こうのてっぺんへ縄を渡して、サーカスの綱渡りよろしく
綱にぶら下がって向こう側へ渡る・・・などなど8歳位の子供(竹千代)の道程ではない。
(冷静に考えて江戸に着くとは到底思えない道程です、笑)
緒方拳。松方弘樹。千葉真一。丹波哲郎。京本政樹。
女優は二宮さよ子と加納みゆき。
アクション監督を千葉真一が勤めている。
隠密。橋の爆破。馬が崖で滑落する(怪我しなかったのか?)
千葉真一と緒方拳の一騎打ちも見どころ。
京本政樹の将軍・家光もラストでの狂乱ぶりがなかなか真に迫って迫力。
大作を最後にペースを上げて、まとめる手腕。
降旗康夫監督は凄い。
高倉健と組んだ「鉄道員(ポッポや)」やなどのソフトは語り口とは大違いだ。
最後の最後まで見応え十分。
七人の浪人が幕府の追手を要所要所で食い止めて、死んで行くのですが、
「七人の侍」を意識してるのかもしれませんね。
傑作だと思います。
命をかけて
戦い、守り、散っていった漢達の勇姿は幼子の目にどう写ったろうね。
緒形拳、千葉真一をはじめ昭和の名優達の演技や殺陣が凄く良かった。
人馬と火薬を目一杯使った迫力あるシーンが多く、また藩士達のそれぞれに活躍の場があり良い。挿入歌も時代劇にしては珍しくロックな感じ。合ってるかどうかはなんとも言えないけど。
一番の見所はやはり緒形拳と千葉真一の一騎討ち。そしてそこからの敵陣突破が熱い。
また、江戸城での松方弘樹、京本政樹、二宮さよ子の迫真の演技も良かった。特に二宮さよ子の狂気の演技がなぜか印象に残りました。
現代の時代劇とは別物の迫力を感じる映画でした。
主役級鬼籍の俳優たち
世継ぎ竹千代が根来衆に襲われたが緒形拳扮する石河刑部らが防いだ。緒形拳はじめ丹波哲郎、松方弘樹、千葉真一らいずれも主役級鬼籍の俳優たちが大活躍。皆個性的で貫禄満点、迫力あるよね。冒頭戦闘シーンからなかなか辛辣な表現が続いて千葉真一が目立つね。以前観た事がある映画だが、一段と新鮮に観られたよ。でも馬が可愛そうだったね。
命がけだから、おもしれえ
当時ポスターにあったアオリだ。
80年代映画特有の大袈裟なアオリではない。本気でそれ位やってる。
自分が時代劇(チャンバラ)好きになったきっかけの作品です。そして男の映画の最後は、やっぱ一騎討ちだよな。という偏った嗜好を持つに至った作品です(笑)。
平成も終わりなんで、大好きなこの作品のレビューでもしようかと思ったんだが、この作品は昭和だった(笑)。
多分日本映画最後のスタントアクション映画。スタントとアクロバットとアクションは厳密にはそれぞれ別の物なんだが、まあそんな事はイイ。これを観てもらえれば何となく判るでしょう。
今じゃもう作れない映画なんで、観る価値は大いに有ります。何故作れないかも、観れば判ります。とにかく凄い映画なんで。
この映画で自分は時代劇が好きになったんだが、これを超える時代劇に未だに出逢えていないし、多分これからも出逢う事は無いでしょう(勿論「用心棒」も「七人の侍」も「切腹」も「柳生一族の陰謀」も観た上で言ってますよ。文句あるか(笑))。
けど作品として冷静に評価して星4つ。
まあアルフィー要らないとかクライマックスの後長過ぎとか。いや、アルフィーは要るな(笑)。
個人的には星なんか100個あげても足りない位だ。
今この作品を観るのはなかなか難しいかも知れないが、機会が有れば是非オススメ。
リメイクしてみやがれ
ばんばん死ぬけど楽しめる
つーか、あんまりこんなこと言いたかないけど、近ごろは殺陣チャンバラってもんをわかってんのかなとね。
おそらくは最近の若い人
説教くさいことは言いたくないんだが、まるで上手くない若い役者の殺陣がすごいとかさ。
例えば、るろうにの佐藤健。はっきり言って下手だよ。チャンバラの技術だけなら、「無限の住人」や「武士の一分」の木村拓哉はよほどうまい。
殺陣というのは一朝一夕に上手くはならない。歌舞伎役者は別格だが、だいたいは武道経験のある役者以外は特に若手は見てられない。
佐藤健も武道経験者のはずなんだがな…
最近のちゃんちゃらおかしい時代ものみて、いやイケメンにキャーキャー言うのは勝手だが、そのチャンバラ技術まで過大評価してるのはちょっとまて。と言いたくなる。
かっこよく見えるのは、撮影や編集によるところも大きいし。
そんで、何をみてもらえばよいかな、と考えてこれにした。けっこう飽きずに見られると思うし。
千葉真一というひとは自分で空手の流派を作っちゃった人だし、ジャパン・アクション・クラブ主宰で殺陣の技術は言うまでもない。一方、緒形拳も長年のキャリアか対決場面も見劣りしない。
なんかムシャクシャしてこんな変な文章になってしまったが、映画紹介請け負い人じゃあるまいし、自分でも下らないと思うなあ。
ただあまりに勘違いが横行してるみたいだからねえ。
チャンバラに正解なんてあるんですか、見たんですか?と聞かれりゃあるわけないけど。
大河ドラマ「軍師官兵衛」も岡田准一以外はほとんど下手くそで話にならないと思った。で、やっぱり岡田准一も格闘技をやってるらしい。
まあ、おっさんのぼやきパート2
自分がコメント機能無効にしたままなので(だってケンカになるのがめんどくさい)
人のレビューにも文句つけないようにしてるが、ある分野についてわかったつもりなことを言うならば、ある程度その分野について知ってないとダメです。
だいたいの時代劇はみてるとか、この場合。
ずっと剣道とかやってたとか
今や天然老人と化した千葉真一、実は凄い人だったんだ。 千葉率いるJ...
今や天然老人と化した千葉真一、実は凄い人だったんだ。
千葉率いるJACのアクションは見応え充分。大自然を生かした壮大さ、何頭かはきっと天国行きになったであろう騎馬戦。今では絶対に見ることは叶いません。
昭和の俳優たちの名演、怪演もなかなかのもの。
ただ、一騎討ちからのくだりはほとんどコント。「蛇足」という言葉を教えるに最適。アルフィーの歌を含めて、いらなかった。
チャンバラ時代劇楽しいよ~(*´ω`*)
若様を守る面々と追い詰めるサニー千葉という図式で描かれるチャンバラ時代劇。
JACのスタントをふんだんに入れ込んだシーンはスローモーションで流されて妙に見入ってしまう。
丹波哲郎、緒形拳、長門裕之と鬼籍に入った方々の勇姿が観られるだけでも貴重な作品。
狂った家光がよく似合う京本正樹やサラリーマンな松方弘樹(笑)
雑魚な死に様の織田裕二や何故出演しているのかわからない胡堅強?(少林寺2に出演してた)
切られ役で有名な福本清三と豪華出演者が余すところなく見せ場を貰えているのも凄い。
ラストの緒形拳VS千葉真一は激しいので観る価値あります。
『魔界転生』では悪役と主役が逆だったけど悪役千葉新一は意外に格好よかった。
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