十手舞のレビュー・感想・評価
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新体操のリボン
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影十手は五社監督が考えたキャラ?
江戸町奉行直属の忍者装束に身を包み、十手の二刀流。
処刑されるはずの罪人の喉を切り、喋れなくして隠密戦士にする渡瀬恒彦。川谷拓三の手話を混ぜた演技も新鮮。
お蝶(石原真理子)は着物姿に新体操のリボンを武器に殺陣の演技もなかなかよかった。レオタード姿はありません。太いモジャモジャ眉毛にキリッとした目がとてもいい。お蝶の身代わりにはり付け処刑され、埋められた女の死体をお蓮たちが掘り返して確認するシーンで石原真理子のきれいなバストを拝めました。ひとり二役❓
あざみのお蓮(夏木マリ)、小唄の師匠おちか(佳那晃子)の太腿競演🤩
八丁堀の地獄の旦那(竹中直人)は昔取った杵柄、ブルース・リー、太陽にほえろ!のGパンデカなどギャグ満載。竹中直人に足を舐められながら、嬉しそうに笑いを堪えている夏木マリが面白かった。影の主役だったような。
坊さんたちが棺桶の若い女の死人の身ぐるみ剥いで売っ払うなんてひどいねぇ。
源四郎(世良公則)は策略により武士をやめさせられて、廻船問屋の若旦那をさせられていたが、藩の財政のために物資の横流しで藩に貢献していると思っていたんですな。海渡赦免状は黒幕の松平周防守が偽造したものらしいが、なんで海渡赦免状を帯締めの中に隠す必要があるのかよくわからなかったけど、ストーリーのメインだからしょうがない。お蝶が源四郎の境遇を自分と重ね合わせて同情し、最期は町奉行の渡瀬恒彦をリボンと十手でしとめるラストもよい。
五社監督が自身が原作のコミックを映画化。
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