「苦手。けど、いつかまた観たくなりそう。」三月のライオン バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
苦手。けど、いつかまた観たくなりそう。
なんとなーく、なんとなーく気になっていた作品で、相変わらず前情報皆無で鑑賞です。
近親相姦モノ(と、行っていいのかな?)は僕自身、苦手分野で、ちょっと不思議というか、お伽話的というか、抽象的表現が多い作品も苦手ですから、レビューになっていないかもしれません。
あと、想像し難い行動動機とか。(恋愛感情に説明できるものはないですが)
男女二人のシチュエーションによるものなのか、近親のソレなんですが、純愛モノめいた作品の匂いがしました。結局、血の繋がりってなんなんだろうかなぁ?なんてぼんやり考えてました。
血の繋がりがありますよ・・・・と言われたら恋愛感情を持たないし、言われなかったら持つ・・・
そんな生き物なのだろうか・・・?人間って。
父親の匂いを娘は嫌うようになっている・・・って聞いたことあります。(真偽は定かではないです)
生物として「近親者を好きにならないようにできている」と信じている僕は、どうしても本作に無理を感じてしまうのです。すみません。
妹の心情がよくわからなかった・・・という点も、ついていけなかったポイントかなぁ。
でも、でも、ラストの方の二人の関係の昇華の仕方には、なぜかグッと来てしまったんですよね。
前述しましたが、純愛モノめいた印象はその辺りで感じているのかなぁ?
不純のはずなのに、純という変な気分。
こんな感じで、終始モヤモヤーーーっとしながら、なんだろうなぁーーー?って思いながら鑑賞していまして、もやっと終わってしまいました。
でも、なんか、また観たくなる気がしている自分がいるんですよね。なんでだろう?
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