「救い難い主人公」さらば愛しき大地　いやよセブンさんの映画レビュー（感想・評価）

工場の建設が続く、茨城の鹿島で農業をしている一家が主役、長男（根津甚八）はダンプの運転手をしている。
幼い子供二人が遊んでいて溺死してしまい、立ち直れなかった長男は飲み屋の女（秋吉久美子）とも暮らし始め、子供まで出来る。
数年後、弟が戻ってきて、運搬業で成功すると、兄はいたたまれなくなり、覚醒剤に手を出す。
社会の変化についていけない人は、いつの時代にもいる。