錆びたナイフのレビュー・感想・評価
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影と虚無感を漂わせた こういう石原裕次郎も魅力的です
白黒作品です
ヒロインに北原三枝、弟分に小林旭、端役で序盤で早々に殺さる昔の仲間役に宍戸錠
なかなか豪華です
ヒロインとのロマンスはラストシーンでこれからという予感だけです
ほとんどは街の悪者との闘いで終始します
本作の石原裕次郎は、バーのマスター役で影と虚無感を漂わせた主人公です
こういう石原裕次郎も魅力的です
原作は石原慎太郎
タイトルの錆びたナイフという詩的な言葉の響きが素晴らしく格好いい
内容も的確に表現されています
今となればありがちな物語ですが、密度は高いです
門司の昭和33年の商店街のロケシーンはとても興味深く食い入る様に観てしまいました
最近、門司港のレトロ地区とか観光整備されているとのこと
石原裕次郎に似合う街だった訳です
コロナ禍がおさまったら、一度遊びに行きたいものです
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映画だから、鷹揚に構えた方が良いのかも知れないが、
映画だから、鷹揚に構えた方が良いのかも知れないが、
1.強さが同等の人間が乱闘してるのに、仲間が加勢しないとは、無理がある。
2.差入の、毒入り饅頭を食べられてしまう警察の対応は、間抜け過ぎる。
3.捕まえた悪人の身体を拘束しないとは、間抜け過ぎる。
4.刃物を持って殺し合いしてる場に、素人女が止めに入るとは、
頭がイカレテルとしか思えない。
この辺で止めておくが、少し無理の多い映画という気がした。
まあ、そういうアクション映画と思って観れば面白いかも。
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