「【”新解釈、南総里見八犬伝。”40年前の作品とは思えぬ特撮シーンや、アクション、剣劇、ラブシーン満載娯楽大作。お気に入りは夏木マリさん演じる玉梓です。尋常でない妖気が凄かったなあ。】」里見八犬伝(1983) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”新解釈、南総里見八犬伝。”40年前の作品とは思えぬ特撮シーンや、アクション、剣劇、ラブシーン満載娯楽大作。お気に入りは夏木マリさん演じる玉梓です。尋常でない妖気が凄かったなあ。】
ー イヤー、物凄い熱量である。ビックリ。角川映画って、市川崑監督の金田一シリーズのイメージが有ったのだが、イメージが変わっちゃたよ!-
■ストーリーは割愛と言うか、新解釈、南総里見八犬伝と書くしかない。だってさ、生き残った犬士は、若き真田広之演じる犬江新兵衛だけだもん。
◆感想
・設定が凄い。原作があるみたいだが、時代は南総里見八犬伝から100年後位である。故に、玉梓率いる妖怪一族は実に妖しい。
その中でも、身体が衰えると血の池に入り、ツルツルの肌で全裸で出て来る玉梓を演じる夏木マリさんは素晴らしい。素晴らしいったら、素晴らしいのである。
・犬士たちの配役も、千葉真一を筆頭に志穂美悦子、真田広之とガッチリ、アクション俳優で固めているし、実に豪華絢爛な布陣である。
角川映画の隆盛を物語るようである。
・静姫を演じた薬師丸ひろ子さんは、当時お幾つだったのであろーか。新兵衛とのラブシーンなど、”お父さんは、赦しませんよ!”😡状態でプンプンしながら、鑑賞してしまったぞ!
(娘と同じ年くらいに見えたので・・。ホントスイマセン・・。)
それにしても、当時の人気が分かる可憐さであるなあ。最近の薬師丸ひろ子さんの役は優しいお母さんが多いので、ちょっとビックリ!
この方、歌もとても上手いんだよねえ。透き通った声が好きなのです。
<八犬士の夫々の生き様の深掘りは、2時間弱の尺では矢張り難しいのであろうが、それでも見応えタップリな娯楽大作である。
イヤー、深作欣二監督。このような作品も手掛けていたのですね。凄いなあ。
”当時の角川映画を深掘りして行く事を、たった今決断した!By エレファントカシマシの”ガストロンジャー”より”>
NOBU さん、共感ありがとうございます。
薬師丸さんこの時19歳、角川映画全盛期で、しょっちゅう薬師丸&原田知世の二本立てが公開されていたのが懐かしいです🙂