劇場公開日 1983年12月10日

「十年何ぶりに観たけど、やっぱり面白い! 80年代を代表する角川映画のSFファンタジー巨編」里見八犬伝(1983) Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0十年何ぶりに観たけど、やっぱり面白い! 80年代を代表する角川映画のSFファンタジー巨編

2024年10月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

里見家の姫を演じる薬師丸ひろ子さんと真田広之さんの主演に加え、姫を守る八犬士達の千葉真一さん、志穂美悦子さん等々、そしてヴィランが夏木マリさんと目黒祐樹さん、それを深作欣二監督こだわりの演出で仕上げた、正に「ザ・角川映画」の一本

70〜80年代の角川映画はやっぱりいいなー、ちょっと暗めの映像に画づくりがとてつもなくカッコいい

そして何故かこの頃の映画って何頭もの馬が連なって疾走する画だけで様になるんですよね
クライマックスのそこら中で爆発が起こり主人公達が逃げまどうスペクタクルシーンも圧巻、この時代は端々に特撮バレバレはあれど実際の巨大セットで撮っているダイナミックなところがダサかっこよくて観ていてとても楽しい

子供の頃はわからなかったけど、大人になって観てみると薬師丸ひろ子さんがすごく綺麗でさらに可愛いらしさもあってとても良い
そして実はこの時代では一番好きな女優さんの志穂美悦子さん、やっぱりメチャクチャ綺麗でキレッキレのアクションがカッコよすぎ、何度観てもシビれます

そして、夏木マリさんのヌード・・・
こういうノリが70〜80年代の映画っぽくて大好きです

総じて楽しみましたが、最後にどうしても気になったところ
オープニングからいきなり英語のポップスが流れて、これがホントに全然合ってなくて笑いが止まりませんでした(笑)
しかも劇中何度かあって2回目は薬師丸さんと真田さんの長い長いラブシーンのバックにも流れ、ホントに笑えるけど、呆気にもとられます

マジで時代劇と英語ポップス合わないけどな・・・すごい時代だ

Jett