劇場公開日 1983年12月10日

里見八犬伝(1983)のレビュー・感想・評価

全56件中、1~20件目を表示

4.0この時代の邦画を象徴する作品だね

2025年5月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

メジャーはすっかり衰退して角川映画。春樹氏は当時のメディアミックスを駆使したプレゼンスで、薬師丸さんというスターを育て大看板にのし上げた。それに深作監督と千葉さん率いるJACが加わりパワー炸裂かな。製作者としての角川春樹の力量を感じさせる。
千葉さんを始め志緒美・真田・大葉というメンバーが躍動するシーンは、邦画としてはかなりチャレンジと思えるし、驚きはそのペースに薬師丸さんがしっかり付いていったこと。ラストの乗馬シーンはサクッと見えるけれど立派。夏木マリさんの妖艶な凄みと悪役チームもまったく手を抜いていない。
今観てもなかなかの作品だ。

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Bluetom2020

3.5当時の作り方だよなー、と。

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

再見。改めてみるとこんなにノンストップなアクションシーンの連続だったかと驚いた。千葉軍団総出演で殺陣シーンはみもの。ファンタジー感もよい。夏木まりもこんなに美しかったかと。ただ、ジョンオバニオンの歌、1曲分まるまるラブシーンを見せる必要はないよなー。人気の洋楽絡めたものの超違和感。ジュサブローの人形劇も再見したい。

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peanuts

5.0主演の薬師丸ひろ子氏はまさに公開当時は飛ぶ鳥を落とす勢いの国民的トップスター。 真田広之氏との濃厚で長時間のラブシーンは子ども心にドキドキ。

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

惜しまれつつ25年7月27日に閉館する「丸の内TOEI」さんにて「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトがスタート。同館ゆかりの名作80作品以上の特集上映中。
今週は角川映画特集。
本日は薬師丸ひろ子氏×真田広之氏共演『里見八犬伝』。

『里見八犬伝』(1983年/136分)
今から40年前、高知市内の「高知第二劇場」で『スター・ウォーズ ジェダイの復讐(現:ジェダイの帰還)』との二本立て、子ども料金800円で当時は入れ替えなしなので朝から晩まで両作とも2回ずつ鑑賞しました。

主演の薬師丸ひろ子氏はまさに公開当時は飛ぶ鳥を落とす勢いの国民的トップスター。
真田広之氏との濃厚で長時間のラブシーンは子ども心にドキドキ。
今の時代なかなか撮影できないシーンですね。

アクションは千葉真一氏率いるジャパンアクションクラブ(JAC)。
八犬士も千葉真一氏、真田広之氏、志穂美悦子氏、大葉健二氏とJACから4名キャスティング。
千葉氏、真田氏、志穂氏もスピーディーでキレのあるダイナミックなアクションを披露しておりますが、特に『バトルフィーバーJ(曙四郎/バトルケニア)』、『電子戦隊デンジマン(青梅大五郎/デンジブルー』、『宇宙刑事ギャバン(主演・一条寺烈 )』を演じた特撮ヒーロー界のレジェンド・大場健二氏のスクリーンでの活躍は興奮しましたね。
女優陣も夏木マリ氏も妖艶な美貌を持つ悪女、岡田奈々氏も主演の薬師丸ひろ子氏を食うほどの美しさです。

特撮も『魔界転生』(1981)の妖気漂う世界観をさらに強化。
東映ヒーロー作品の立役者、矢島信男特撮監督、佐川和夫氏、視覚効果に中野稔氏が参加。毎週TVで観ていたヒーロー特撮の数段レベルがアップした映像表現に驚いたものです。

音楽もジョン・オバニオンを起用。全編洋楽なのが当時としても新鮮で、今でも古さを感じさせませんね。

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矢萩久登

2.5驚いたのが薬師丸さんの乗馬の上手さ

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

ドキドキ

カワイイ

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ねこたま

4.5心が清いと

2025年3月21日
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これを初めて見たのはまだ幼かったため脚本云々ではなく八人集まると姫にしか扱えない武器が出てきたことや回復の池など見るもの全てに引き込まれた

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おおとり

3.5ストーリーが面白くなかったし特撮も酷いが、最後の薬師丸ひろ子の乗馬シーンは爽やか

2025年3月17日
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鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

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Kazu Ann

3.0薬師丸ひろ子のラブシーンは必要?

2025年3月14日
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真田広之と薬師丸ひろ子のラブシーンは必要だろうか?
薬師丸ひろ子の入浴シーンも

評価が出来るのは夏木マリの玉梓。
怪演である。
八犬士も良い味出していた。

只、薬師丸ひろ子のアイドル映画なので
八犬伝の話しが、薬師丸ひろ子で浮いている。

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ライブラ

2.5角川映画って感じ

2025年3月11日
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久しぶりに観た

映像に慣れているせいか
細かい部分まで見える
当時はこれで良かったのだろう

売りは主演の薬師丸ひろ子
JACのアクションは躍動感満載で
悪役達も良いが、役の関係性が悪い
繋がりを大切に描かない結果

対決の時

築けなかった関係性が裏目になり
パワーの無い物語になった。

楽しめるけどね。

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星組

4.0活劇!

2025年3月6日
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セットの大きさや数も多いし吹き狂う桜吹雪だったり見どころも多いしでB級感もありつつなんだかんだ見てしまうんでテンポも良いのかな。CGにない味わいと派手なチャンバラ。妖怪も出てきて娯楽大作!
やりすぎなくらいで面白い!

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てけと2

3.0ネバーエンディングストーリーを思い起こさせる

2025年2月17日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

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nayuta

4.0子供の頃見た、大人になって見返すと・・

2025年2月16日
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楽しい

興奮

先日『たんぽぽ』を見た。
子供の頃に見たのと、かなり印象違った(良かったらレビュー読んでね)。

本作も・・
子供の頃に見てて、何十年かぶりに、見返した。

①夏木マリさんと萩原流行さんの色気たるや・・
②薬師丸ひろ子さんの美しさたるや・・
③真田広之さんのムンムンな感じ・・

深作欣二さんが監督で、脚本が?原作の鎌田敏雄さんと深作さんの共同執筆、てのビックリ!
往年の、KADOKAWA作品とは言え、凄く無い?
・・驚愕。

江戸時代の戯作者、滝沢馬琴の原作を、鎌田さんと言うか角川春樹氏が、昭和風に大きく改変。
SFチック(の微オカルトチック)に仕上げてます。

夏木マリさんとヨネヤマママコさん萩原流行さん目黒祐樹さんが、敵陣役を上手くやられてます。
薬師丸ひろ子さんの清純清廉なお色気シーンと、夏木マリさんの淫靡なヌード見るだけでも、こりゃ価値有りかも。

テレビ版一期のセーラームーン最終回だったり・・
宇宙戦艦ヤマトの『ココは俺が食い止める、お前達は先に行け!』は、大きく散りばめられてます。
てか?コッチが元ネタ?

2025の現在見れば、そりゃあ長くて中弛みだし?
ストーリーだって、コッチの思った通りに展開します。

長い!!!
タプレット視聴倍速の70分でも見れるし楽しめるし、実際ネトフリとかアマプラなら、コレ作れると思います。

電車の旅、スマホ無かった時代って?昭和の方々って何してたんですか?て平成後期や令和の若者が聞く・・
それが、昭和にも分からんのよ、何してたんだろう?
この頃の映画の無駄な要らないシーン、当時は見てたんよね、DVD32倍速早送り、とか無かったモノ・・。

たんぽぽ然り、本/里見八犬伝然り。
無駄な時間や描写って作中に数多有るけど、それってきっと無駄では無いのよね、多分、絶対。

佳作良作秀作( ・∇・)🎶

今の若い方には、分からない伝わらない作品に思う。
でも、それで良いと思う。

素晴らしい一作です。
オーバー40は、是非に見て欲しい。

→市販のカマンベールチーズを味噌漬けにして、赤ワインと共に飲みながら&ツマミながら見たい、度】☆⑤
→薬師丸ひろ子さん、の体当たり演技(当時なら艶技)素晴らしい、度】☆⑤
→ネタバレでは無いけど?萩原さんと志穂美さんの後半のシーン、クリムトやん!度】☆⑤

散文になって申し訳無い。
少なくとも平成後期のデジタルネイティブには絶対分からない本作。

昭和と平成前期には、是非に楽しんで欲しいかなぁ。

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えびかに伯爵/二世

2.5ジャパニーズファンタジーの先駆け

2025年1月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

妖怪に乗っ取られた城を取り戻す為、光の珠に導かれ集った8人の勇士と姫の冒険譚。

ストーリーは良いし、内容を詰め込み過ぎてる割に上手く纏めてると思う。でも勇士達のキャラが微妙に薄いんだよな。特に後半に加入した3人。
最終決戦で各々見せ場があるのは良いけど、それ以外でももうちょい活躍の場が欲しかったかな。
アクションについては正直あまり印象に残るようなのはなかったけど、特撮風の大蛇や大百足等の妖怪はまあまあ良かった。

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カミムラ

3.5JAPANアクションと

2024年12月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

八犬士のせいで見せ場が八回あるのが少し間延びしたように感じた。
公開当時だと気にならなかってのかも!

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jiemom

3.0名優たちの冒険活劇

2024年11月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

怖い

 安房国の里見家の城が、妖怪となった蟇田(ひきた)素藤と母玉梓(たまずさ)の手におちてしまう。難を逃れた静姫のもとに、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の字を刻んだ霊玉を持つ八犬士が集まり。
 南総里見八犬伝をもとにした鎌田敏夫原作「新・里見八犬伝」の映画化。八犬伝に関して、本や映像作品も観ていませんでした。勇者を集めるプロットは、古今東西の様々な冒険活劇に応用されていて、改めて滝沢馬琴はすごいなと驚きます。「八犬伝」が楽しみです。
 大人気だった薬師丸ひろ子は、主人公のわりに思ったより見せ場が少ない。そして新兵衛との濃いシーンはいらなかったな、でも当時だったら驚かれたかも。やっぱり志穂美悦子は、かっこいい。岡田奈々の出番が物足りない。真田広之の馬をあしらう演技に、感嘆。夏木マリは、妖艶さがぴったり。
 音楽は、いまいち合ってない。
 真田、志穂美、成田三樹夫、と「宇宙からのメッセージ」を思い出しました。監督は、SWもどきのあんなの作らないで、最初からこっちにすればよかったのに。

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sironabe

3.5和風ファンタジーアクションの原点

2024年11月12日
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鑑賞方法:VOD

当時、週刊少年ジャンプで『Dr.スランプ』の連載中だった鳥山明先生の次回作『DRAGON BALL』に影響を与えたのかどうかは定かではありませんが、こちらは犬(妖犬八房という名の犬と伏姫の子)で、あちらは猿(大猿に変身するサイヤ人)。「じっちゃん、オラ、7つの玉集めながら、へんちくりんな奴らをやっつけてくるぞ。」という台詞を言いそうな犬江親兵衛(真田広之)が活躍する和風ファンタジーアクション映画です。

静姫(薬師丸ひろ子)と玉梓(夏木マリ)の入浴シーンがあり、犬江親兵衛と静姫が爽やかに愛し合う場面もあります。

まるで北斗七星と並ぶ輔星(パンフレットによると「北斗八星」)のように七つの霊玉に八つ目の霊玉が加わって八犬士が揃います。揃った八人の姿は、ヒーロー戦隊もしくは『キン肉マン』の正義超人達(例えが古い)のようにも見えます。

京都撮影所に古代遺跡アンコール・ワットの寺院のような大広間セットを建設して撮影し、みごとに世界観を演出しています。
妖怪の化身である大蛇と大百足も登場し、当時の邦画にしてはスケールの大きい映画でした。

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Don-chan

3.5薬師丸ひろ子の顔のアップがイイね

2024年11月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

栗山千明が玉梓役の八犬伝(2024)を観てから見直した。
1983年の角川映画。
おぉ、玉梓役は夏木マリだった。
なるほどね。
血の池から出てきた夏木マリのヒップラインのゴージャスなこと😎
素晴らしい
岡田奈々もアンハサウェイ並に美しい🤩
潤沢な資金があったことがうかがえる40年前の映画。
薬師丸ひろ子の静姫と真田広之の親兵衛。じゃれ合うシーンがアホくさくもあるが、ラブシーンのひろ子の顔のアップがイイね😎

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カールⅢ世

3.5【”新解釈、南総里見八犬伝。”40年前の作品とは思えぬ特撮シーンや、アクション、剣劇、ラブシーン満載娯楽大作。お気に入りは夏木マリさん演じる玉梓です。尋常でない妖気が凄かったなあ。】

2024年11月2日
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楽しい

興奮

幸せ

ー イヤー、物凄い熱量である。ビックリ。角川映画って、市川崑監督の金田一シリーズのイメージが有ったのだが、イメージが変わっちゃたよ!-

■ストーリーは割愛と言うか、新解釈、南総里見八犬伝と書くしかない。だってさ、生き残った犬士は、若き真田広之演じる犬江新兵衛だけだもん。

◆感想

・設定が凄い。原作があるみたいだが、時代は南総里見八犬伝から100年後位である。故に、玉梓率いる妖怪一族は実に妖しい。
 その中でも、身体が衰えると血の池に入り、ツルツルの肌で全裸で出て来る玉梓を演じる夏木マリさんは素晴らしい。素晴らしいったら、素晴らしいのである。

・犬士たちの配役も、千葉真一を筆頭に志穂美悦子、真田広之とガッチリ、アクション俳優で固めているし、実に豪華絢爛な布陣である。
 角川映画の隆盛を物語るようである。

・静姫を演じた薬師丸ひろ子さんは、当時お幾つだったのであろーか。新兵衛とのラブシーンなど、”お父さんは、赦しませんよ!”😡状態でプンプンしながら、鑑賞してしまったぞ!
 (娘と同じ年くらいに見えたので・・。ホントスイマセン・・。)
 それにしても、当時の人気が分かる可憐さであるなあ。最近の薬師丸ひろ子さんの役は優しいお母さんが多いので、ちょっとビックリ!
 この方、歌もとても上手いんだよねえ。透き通った声が好きなのです。

<八犬士の夫々の生き様の深掘りは、2時間弱の尺では矢張り難しいのであろうが、それでも見応えタップリな娯楽大作である。
 イヤー、深作欣二監督。このような作品も手掛けていたのですね。凄いなあ。
 ”当時の角川映画を深掘りして行く事を、たった今決断した!By エレファントカシマシの”ガストロンジャー”より”>

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NOBU

3.5映画だ!

2024年11月1日
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鑑賞方法:VOD

セットがセットぽくっても、演出が過剰で安っぽくっても
夏木マリは無論、薬師丸ひろ子がこんなにも真っ直ぐに素敵だったか
いまや将軍の真田とやっちゃうのは悲しいが、それも映画

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すぅ

4.0👩‍🦰🏹

2024年10月31日
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ポスターがイケてる!
 あと8匹の犬🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶の話じゃなくて戦慄😱
でキャスティングの豪華さが💯 とんでもない企画の映画ですよ!

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

4.0角川映画​!​薬師丸ひろ子+真田広之VS夏木マリ! アナログ特撮ファンタジースペクタクル

2024年10月28日
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ITOYA
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