「あほうを隠すため・・・」続・座頭市物語 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
あほうを隠すため・・・
最初はやくざ者に舟から落とされた市。落とされざまに顔面に傷つけたため、付け狙われるが、片腕の浪人・与四郎(若山富三郎、映画では旧芸名の城健三朗)が悪党どもを退散させた。飲み屋でお千代に似た女お節(水谷)と出会い一晩すごした後、前作で倒した平手の供養のため笹川へと舞い戻る。ついでに世話になった飯岡の家へ寄ったが、そこには勘兵衛が・・・
途中、座頭市によるモノローグが始まり、結婚を約束したお千代について語られる。そして与四郎との因縁が明かされるのだ。勝新太郎と若山富三郎との兄弟対決。なんと劇中でも兄だったのだ。勘兵衛の一家は親分以外は皆殺しにした直後のことだった。
川に飛び込み泳ぐというシーンが2回。そして女の関係が色々と描かれる今作。ラストも変なところで終わってるし、全体的にイマイチなのだ。ただただ兄弟対決が見どころであるだけの作品。
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