「すべてが美しく見える」小早川家の秋 タマモクロスさんの映画レビュー(感想・評価)
すべてが美しく見える
この映画は昭和30年代半ば、日本が高度成長をはじめるころだ。ビルのネオンやその字体の美しさを感じてしまう。そして、司葉子、新珠美千代などの女優さんの美しさも感じる。大きなストーリーはないのだが、小津監督のカメラアングルやらカット割りなどで小津監督の世界を十分に楽しめた。杉村春子はさすがの存在感だし、原節子や笠智衆も出演して安心の小津映画である。
コメントする
この映画は昭和30年代半ば、日本が高度成長をはじめるころだ。ビルのネオンやその字体の美しさを感じてしまう。そして、司葉子、新珠美千代などの女優さんの美しさも感じる。大きなストーリーはないのだが、小津監督のカメラアングルやらカット割りなどで小津監督の世界を十分に楽しめた。杉村春子はさすがの存在感だし、原節子や笠智衆も出演して安心の小津映画である。