五人の賞金稼ぎ

劇場公開日:

解説

「妖艶毒婦伝 お勝兇状旅」の高田宏治が脚本を書き「産業スパイ」の工藤栄一が監督したシリーズ第二作。「ごろつき部隊」の鈴木重平が、撮影を担当。

1969年製作/97分/日本
原題または英題:The Fort of Death
配給:東映
劇場公開日:1969年12月13日

ストーリー

錣市兵衛のもとに、野洲黒羽領榎村の百姓新八が助けを求めてきた。領主・大関佐渡守の悪政に、名主榎太左衛門らが一揆を起こし、助力を求めて来たのだった。市兵衛は早速、陽炎、鬼塚隼人、望月弥太郎らと野州へ乗り込んだ。一揆軍の陣地に案内された市兵衛は、かつて戦った敵将で、浪人の別所四郎五郎に再会した。他に、朝海十蔵、岩下甚内、桜井源八らの賞金稼ぎの一味も加わっていた。翌朝、降伏を強要する敵の軍使の陣笠を朝海が射抜いたことから、戦いの火蓋は切られた。市兵衛は、連発銃を乱射し、敵をけ散らした。あわてた黒羽城側では、主水らが市兵衛の銃を奪い取ろうと作戦を立て、那須音平ら三人が、特命を受けた。一方、砦内では、朝海と岩下が市兵衛の寝首をかき、それを土産に、城側に寝返ろうとした。身代りに、百姓女おもんが死に市兵衛は、二人を斬った、そのスキに、忍び入った那須音平らが、連発銃を奪った。市兵衛は敵地に乗り込み、敵藩士・秋葉伊織之介から、銃を取戻した。これより先、公儀に強訴のため江戸に向かった、高屋戸村名主・治三郎が捕えられ、砦の前で殺害され、主水からの最後通告が来た。翌朝、敵の襲来に、市兵衛は、連発銃やゲーベル銃を乱射して奮戦し、銃身が焼き切れると、弥太郎、陽炎らと打って出て、捨身の白兵戦を展開した。その最中に、弥太郎が斬死したが、市兵衛は、別所、隼人らの協力で、伊織之介を斬り、主水を倒し、ついに佐藤守を追いつめて見事、討ち取った。

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