GONINのレビュー・感想・評価
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テーマはやはりバブル崩壊がもたらした精神の荒廃であったのだと思います
GONIN とは、組事務所を襲撃する五人のこと
なぜローマ字表記であるのか?
その五人には連帯なぞなくバラバラの集まりを示しているのだと思います
人数と同じ五文字です
赤いはらわたシリーズとは独立した物語です
名美も哲郎も登場しません
圧倒的な暴力の表現、冷めた視線の撮影
その表現に隠れていますが、テーマはやはりバブル崩壊がもたらした精神の荒廃であったのだと思います
ホモセクシャルがなぜ中核に据えられているのかもそれに関係しているのだと思います
万代と三屋、京谷と柴田に物語は収斂されます
ジミー、氷頭、萩原は恋人や家族とのノンケの人間であり、次々に退場していくのです
つまりノーマルな関係性は崩壊してしまい、維持しようにも再建しようにももはやどうしょうもなく壊れていくのです
残されるのはノーマルで無いところの関係性だけだったのです
しかも暴力に彩られた形なのです
結局、三屋と京谷が最後まで生き残り、死んでもなお高速バスでともに旅行するのです
果てしのない地獄までいくのです
それがバブル崩壊、失われた20年をも予言しているのです
公開された1995年の空気感が本作に凝縮して閉じ込められています
その年は、阪神大震災で幕をあけ、オウム真理教のサリン事件と続き、金融機関の不良債権問題が渦巻く世情が騒然と浮き足立っていました
バブル崩壊は単なる不況や地価の下落ではなく、底知れぬ奈落への墜落ではないのか
それを誰しもが感じ始めた年だったのです
それは生き残る為なら、何でも有りという考え方に普通の人間までも囚われるようになっていく始まりだったのです
単なるバイオレンスアクションに止まらない映画であり、それが今日も見る意義と意味を失わせていないのだと思います
スリリングな2時間
フィルムノワール。 ハードボイルドガンアクション。かなりの名作。B...
フィルムノワール。
ハードボイルドガンアクション。かなりの名作。BL要素あり。撮り方がすごい良くて遠くからのショットが起きている状況を説明不要にしている。緊迫感あってすごい。いきなり殺すしごちゃごちゃ言わない。
GONIN:飯田のお袋に金 ボケてるんだ【邦画名言名セリフ】
【GONIN:個人評価=★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
【GONIN:おすすめポイント(個人評価理由)】
1.主役級のこれだけのキャストがそれぞれベストな役を演じている貴重な映画!!!
2.挿入歌『紅い花(歌:ちあきなおみ)』も良いなぁ!!
3.佐藤浩市と本木雅弘のキスシーンは超レア!
【GONIN:名言名セリフ→発した俳優とその場面】
・「飯田のお袋に金 ボケてるんだ」
→佐藤浩市が本木雅弘に対し、死ぬ直前にバスターミナルそばの男子トイレで発する名言名セリフ。
最強の5人にまた会いたくなる
初っぱなから妖しい雰囲気をふりまく本木雅弘がキレッキレだった。竹中直人の変なおじさん演技全開。ディスコのオーナー佐藤浩市、元警察の前科もの根津甚八。金髪の椎名桔平がボコられる画面の反対側で横山めぐみがヤラれるワンショットが印象的。眼帯のホモヤクザの殺し屋のビートたけしの異常なほどの存在感に圧倒。暴力シーンの撮り方に唸る。
ラストは相撃ちになったたけしと本木がバスに揺られながら幕。
ありきたりな暴力映画
いつもは危険な匂いのする女に翻弄される男を劇画、映画を通して描いてきた石井隆監督の男臭い映画。しかも男臭くてホモセクシャルな部分まで描かれている。
もう21年前の作品である事を差し引いても目新しい部分が無く期待を少し裏切られた気がするが、この手の映画はパターンがあって逆にそれに逆らうとつまらなく感じる部分もあるので難しい。
佐藤浩市はこのような暴力映画に向かない印象を受け、永島敏行や鶴見辰吾は迫力のないヤクザ。微妙なのは椎名桔平のパンチドランカーなチンピラ。こういう特殊な役は観客の目を引く分、難しい役。
たけしの殺し屋も自分の演出作品でないから手を抜いてるきがしてならない。
いろんな部分で不満があるが、決してつまらない映画じゃない。
期待が高すぎたのでちょっと辛口な評価。
名シーンてんこ盛りの傑作
「GONIN」ってそういうことすか...
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