劇場公開日 1995年9月23日

「ありきたりな暴力映画」GONIN colt45SAAさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ありきたりな暴力映画

2016年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

いつもは危険な匂いのする女に翻弄される男を劇画、映画を通して描いてきた石井隆監督の男臭い映画。しかも男臭くてホモセクシャルな部分まで描かれている。
もう21年前の作品である事を差し引いても目新しい部分が無く期待を少し裏切られた気がするが、この手の映画はパターンがあって逆にそれに逆らうとつまらなく感じる部分もあるので難しい。
佐藤浩市はこのような暴力映画に向かない印象を受け、永島敏行や鶴見辰吾は迫力のないヤクザ。微妙なのは椎名桔平のパンチドランカーなチンピラ。こういう特殊な役は観客の目を引く分、難しい役。
たけしの殺し屋も自分の演出作品でないから手を抜いてるきがしてならない。
いろんな部分で不満があるが、決してつまらない映画じゃない。
期待が高すぎたのでちょっと辛口な評価。

colt45SAA