劇場公開日 1952年8月

「チャーリー&ローズ」アフリカの女王 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0チャーリー&ローズ

2015年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

ハリウッドのトップスターだったボギーが、酒好きの飲んだくれ船長を演じてようやく念願のアカデミー主演賞を獲得出来たのは、ひとえにヒロイン役を務めた実力派女優キャサリン・へプバーンの強力なサボートがあったからこそだと思えた。
本作はウブな熟年カップルが織りなすアクション・アドベンチャーだが、ストーリー自体、ご都合主義もここまでくれば反対に芸術の域だと思えるぐらい酷かった。
2人がイチャイチャする場面なんて、自分の親のセックスを見せつけられているようなもので、思わず恥ずかしくなってしまう。
またオンボロ蒸気船が、川の急流を下って行く時のスペクタクル・シーンの合成が、惨憺たる出来栄えだった。
まだCGがない時代だったから、こればっかりは仕方のないことだが。

コメントする
みつまる。