ゴジラ対メカゴジラのレビュー・感想・評価
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シリーズ第14作、ゴジラ20周年記念作品。 怪獣による災害予言が刻...
シリーズ第14作、ゴジラ20周年記念作品。
怪獣による災害予言が刻印された壁画が沖縄で発見される。清水と冴子は壁画と合わせて発見されたシーサーと謎の金属片を持って東京へ戻り調べると宇宙金属スペースチタニウムと判明、同時に富士の噴火とともにゴジラが出現、予言通り街を破壊するゴジラの前にもう一体のゴジラが出現。
予言の破壊者はブラックホール第三惑星人の発明したメカゴジラであった。
ゴジラ、そして壁画と共にあったシーサーの力で蘇った御当地怪獣キングシーサーがメカゴジラに立ち向かう…‼︎
怪獣達の絵作りが全体的にハイクオリティな今作。特にメカゴジラのビジュアルはシリーズの中でも最高傑作といっていい仕上がり。
終盤の目、腹、手、足から放たれる激しい銃撃を打ち込み続ける描写はずっと見てられる名シーン。
ゴジラと背後にいるキングシーサー2体を同時に撃つ描写も最高!これが嫌いな男の子はいないはず!
またゴジラのゴア描写が目立つのも今作の特徴のひとつ。
ゴジラやアンギラスが雷雨に打たれながら叫ぶ名シーンも見所。
ドラマ部分は福田クオリティではあるが、沖縄返還という世相を取り入れていているのは好感が持てる。
未来と伝統2つの全く違う怪獣が楽しめる贅沢な一本。
あんだけ沖縄ミュージック使ってたのにキングシーサー蘇らせる歌は民謡ちゃうんかいww てか歌う距離!遠いわ!
まあまあだった
メカゴジラのウォーマシンぶりが凄まじく、クライマックスの戦闘シーンの音楽もよかった。ただ、急になんのロジックもなくメカゴジラが弱くなって負けてしまった。弾薬や燃料が尽きたのだろうか。
メカゴジラを開発したのが宇宙人というのも飲み込みづらい。どこかの何らかの結社でよかったのではないだろうか。死ぬとゴリラになるのも何だろうとしか思えない。
キングシーサーをめぐるミステリアスな展開は非常にもたもたしていて、タイトルがメカゴジラなんだから、キングシーサーなんてどうでもいいから早くメカゴジラを出せよといらいらするばかりだった。キングシーサーを目覚めさせる歌が、てっきり沖縄民謡かと思ったらムード歌謡でずっこけた。登場人物がさっぱり魅力的じゃなくて、いろいろなボタンの掛け違いを感じさせる物語が退屈でつらかった。頑張って最後まで見てウォーマシンぶりのすごいのが見れてよかった。
『レディ・プレイヤー1』のメカゴジラがかっこよくて原点に触れておく必要を感じたのだが、触れなくてもよかったかもしれない。
“華々しいデビュー”に相応しいメカゴジラの圧倒的強さ
シリーズ14作目。
ゴジラ生誕20周年。
それを記念すべく、メカゴジラが華々しくデビュー。
全身オールウェポンであるメカゴジラは、ゴジラを最も苦戦させた敵の一体で、ゴジラ最大のライバルとして、キングギドラ派、メカゴジラ派に分かれるほど。
その人気も抜群で、平成VSシリーズやミレニアムシリーズにも登場、長きに渡ってゴジラと激闘を繰り広げた。
また、佐藤勝による“メカゴジラのテーマ”はメカとは思えないほど軽快で、その音楽をバックにアンギラスに圧勝するシーンは見せ場の一つ。
最初メカゴジラはゴジラの皮を被って出現、本物のゴジラが現れ、“ゴジラ対ゴジラ”の夢の対決を実現してみせる。
正体を現し、第1回戦は痛み分け、沖縄を舞台にした第2回戦では本領発揮、ゴジラは沖縄の守護神キングシーサーと共に立ち向かうも、血を流しながら大苦戦する。
引き続きゴジラが正義のヒーローであったり、メカゴジラを操るのが侵略宇宙人であったりと、子供向けの箇所もあるが、全体的に見ると、多少アダルトな作風に戻った。
舞台となる沖縄の雰囲気もイイ。
東宝は前年末に超大作『日本沈没』を大ヒットさせ、波に乗り、本作では久々に過去作品からの流用は無く、特技監督・中野昭慶の派手な特撮演出が炸裂する。
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