「ガイガン」地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 真理さんの映画レビュー(感想・評価)
浮遊きびなごさんのコメント
2022年3月26日
真里さん、すっかり返信遅くなってしまって申し訳ございません、
『シン・ゴジラ』への懇切丁寧なコメント、大変ありがとうございました!
まさか当時バトルを繰り広げていたのが旦那様だったとは……いやぁ、その節はそのぅ……すみませんでした……
(; ´∀`)
真里さんの『シン・ゴジラ』レビューに返信返せなかったので、こちらに返信させていただきますね。
70年近い歴史の中で変遷を遂げてきたゴジラですからね、同じゴジラ好きと言っても一口では括れないのでしょう。
僕は災害や社会への警鐘としてのゴジラが好きですが、子どもの頃に目を輝かせながら観たのは平成のヒロイックなゴジラなので、実はそちらも負けず劣らず好きなんです。
ただ『シン・ゴジラ』は平成や昭和後期の、言葉を借りれば非論理的(ファンタジック寄りとでも申しましょうか)な路線を目指したものではないと強く感じましたし、それを3.11後の日本で造った意義にも心を動かされました。
真里さんの書かれているように科学的で論理的だからこそ、“ゴジラ”という未曾有の災害が現実的で恐ろしく、3.11等の災害を観客に色濃く連想させたと思っています。だからこそ、この映画が終盤で語る希望と覚悟が胸に迫るのだろうと思います。
“ゴジラの美しさが好きです”と書かれておりましたね。“美しい”という言葉はなかなか浮かばないと思うのですが、ハッとさせられました。あんなに獰猛で巨大で強力なのに、テーマとしてとんでもない深みと繊細さを併せ持つゴジラは、確かに美しいです。
これからも様々なゴジラ映画が作られると期待していますが、またそれぞれの目線でゴジラを楽しめると良いですね!
あらためてありがとうございました!