ゴジラ対ヘドラのレビュー・感想・評価
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端々に人の愚かさが見えて…
公害をテーマに当時の世相も合わせて時代を感じられる。
光化学スモッグとか、百万人ゴーゴー(笑)とか。
100人ゴーゴーの若者たちには直情的過ぎて呆れるし、松明でどうにかならない相手かどうかは見りゃあ解る筈なんだが…こぞってアホなの?
ヘドラのヘドロらしさが怪獣プロレス始まると無くなってしまうのは残念。
ゴジラが登場する度に流れる珍妙なBGMは何故か耳に残るが、合ってないと思うんよなあ~初っぱなからぷぁ~♪ぷぁ~♪ぷわんぷわん…とか間の抜けた感じのBGMで、いつもの曲はどうして使わないのか?使いたくないのか?聞きたくなる
ヘドラもっと大きくなれたんではないかと思うし、電極板の間に入ってもらう作戦も、ゴジラがアシストしないと全く成立しないので、どんな運頼みの作戦だよ?と突っ込んでしまう。
本番では電源切れて結局ゴジラが電極板を利用して倒す展開
ゴジラが初めて飛行するシーンも出たが、以降飛行できる設定は使われず、不評であったんだろう。
リメイクしたら、中国絡みそうな内容だけどメッセージ性は凄いから面白そう。作ったら怒ってくるだろうし製作中止位炎上しそうだな
タイトルなし(ネタバレ)
ヘドラが気持ち悪くて良い
ラストのバトルはグダグダと長いし
ゴジラは飛ぶし よくわかんないが
公害という目の付け所が好きだ
たまに挿入されるアニメーションも好きだった
サブカル的にNo.1ゴジラ
ヘドラには多くの要素が詰まっている
シリーズ11作目。
前年に円谷英二が死去。
衝撃と悲しみの中、新体制(特技監督に中野昭慶が初登板)で作られた本作は、シリーズ最大の異色作。
公害から生まれた新怪獣ヘドラと戦う。
独特の姿形、得体の知れない不気味さ、変身・成長していく様など、ゴジラを最も苦戦させた敵の一体として、その存在はシリーズの怪獣の中でも際立つ。
また、作品全体を不穏な空気が包み、シリーズでは例のないショッキングなシーンもあり、ファンの間でも好き嫌いはっきり分かれる。
でもそれは、本作に対するきちんとした評価だろう。
当時の若者文化やアニメを挿入したりと、演出もユニーク。
子供向け演出として、ゴジラが何と空を飛ぶが、坂野監督はこれで田中Pの怒りを買ってしまったのは有名な話。
本作のテーマはズバリ、公害。
当時も多くの公害映画が作られたそうだが、あからさまに取り上げて説教臭くではなく、ヘドラという怪獣の姿を借りて、公害の恐ろしさを訴える事に成功している。
それは核や放射能の恐ろしさを怪獣に姿を変えて誕生したゴジラそのもの。
すっかり正義のヒーローと化したゴジラに代わって、本来の恐ろしい怪獣の醍醐味を、ヘドラが代弁してくれている。
見所が多々あるのだが、敢えてもう一つ挙げるとすれば、ラストシーン。
ヘドラを倒した後、ゴジラは人類を睨みつける。
公害問題もヘドラを生み出したのも全てお前らの責任だ!と言わんばかりに。
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