「原点にして最高傑作」ゴジラ(1954) 鹿野安兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
原点にして最高傑作
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あたくし、初代ウルトラマン放映開始の年に生を授かり
特撮の造形にハマりまり、ゴジラといえばメカゴジラ以降という認識でした。
ウルトラシリーズなどのテレビ番組の製作リズムだと電線まで作り込む時間はありませんが、当時の東京に走ってたトロリーバスの架線と一般の電線、山手線の架線まで細かく作り分けまで拘り「白黒作品だから」「ゴジラに破壊されるから」
という妥協は一片も見られない製作スタッフの気迫を感じました。
また、50m級の巨大生物がどのような動きなのかをお手本がない中見事に演じ切った中島春雄氏のゴジラの動きにも気迫が伝わりました。
定期的に何度も観直したい名作中の名作です。
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