「「新たなる帝国」が」ゴジラ(1954) トミーさんの映画レビュー(感想・評価)
「新たなる帝国」が
あまりに酷かったので口直し。もう劇場で何度も観ているしLD、ブルーレイ、DVDも持っているのですが、未だにこの第1作を超える怪獣映画は観た事が無い。もう言い尽くされてると思いますが、内容にほとんど過不足がない。ぬっと出る恐怖とか、戦後の残る時代背景、被爆・災害描写、科学者の良心、そして結構刺さるのがその時分の習慣。玄関まで迎えに来て着替えを手伝う、お盆にビールとコップを乗せて持って来る、帰宅するとすぐエプロンを着ける、男女差別と言われるでしょうがそれが美しく見える。
実は「オッペンハイマー」ヘのアンサー作品とはこれなんじゃ?でも完全フィクションなんですよね。
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ratienさんのコメント
2024年11月29日
共感、コメントありがとうございます。
確かにこの作品は別格です。ただの怪獣映画じゃないですね。「七人の侍」と並ぶ白黒映画ならではの名作だと思ってます。
ITOYAさんのコメント
2024年7月5日
再上映開始です!
日比谷のプレミアムシアターの大スクリーンが映えます!
レビュー激しく共感です!
戦後の影、昭和の日常、原水爆実験批判、太古の巨大生物のロマン、火の海の東京、病院を埋め尽くす被災者たち…
−1.0に欠けていたものが全てある!
オーソドックスに映画を作っていたら、当然必要な要素が全てある
正統派監督が真剣に作った傑作です!