「理由なく破壊しつくゴジラにより焦土となる東京」ゴジラ(1954) Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
理由なく破壊しつくゴジラにより焦土となる東京
口から吐く放射線により東京が破壊される様は、正に戦禍のイメージ。
自らの命と引き換えにゴジラを倒す科学者像、ゴジラの研究を優先する教授像、思っていた以上に暗く重く、第二世界大戦を引きずっている印象。
テーマ曲も相まって、ゴジラに意思や生物感を感じられず、水爆といった凶悪破壊兵器を感じさせ、奥深い迫力を呼んでいた。
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トミーさんのコメント
2024年5月26日
共感&コメントありがとうございます。
今作は現在も続く続編の出発点、そしてどうしても越えられないハードルですね。
「vsデストロイア」は葬られた筈の悪魔の発明が甦る「オッペンハイマー」並の深い設定が有ったのに、あの体たらく・・。