極道の妻たち 決着のレビュー・感想・評価
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岩下志麻の、度胸と言葉使いは、観てて・聴いてて、スッキリする
1.一般的にヤクザ映画は、出演者が多く顔と名前を覚えるのが大変
→ 通常の映画は、名前など聞き逃しても大したことない事が、
ヤクザ映画は、ポイントの人間だったりする事が多いので
聞き逃すと判り辛い時がある
→ 自宅DVDは、何度も見直せるから便利
2.話を捻り過ぎて、大きくし過ぎて、判り辛い
→ 中間ポイント位の人は、数人外しても良いような気もした
→ 例:五橋・金蘭・玉井等いなくても、大勢に影響なし
3.人が多く死に過ぎ=死んだと思ったら生きてた「五橋」
みたいなのがいるので、ハッキリと言い切れないが、
10~20人死んでる感じ
→ 日本で連発式の機関銃も、設定に無理がある気もするが、
映画だし、スッキリするから、いいか
→ 最後の、井出春日(岩下志麻)が、1発で射殺は、スッキリした
この映画は、岩下志麻の言葉遣い・度胸・態度・判断が良かった
→ 何しろ、1回で5億円、スイチで賭けるのだから、凄い人
第十作。けじめ。
昭和の終わりから始まったゴクツマシリーズ。
名古屋章、愛川欽也、安部譲二、山本太郎が出演している。
これに、中条きよし、竹内力、トミーズ雅、細川ふみえ、大杉漣。
話はあくまでもやるかやられるか、生きるか死ぬかという瀬戸際の状況を描いているが、なんとなく、ゆるい。
「カスガァ」井出組組長は名古屋章。
内輪揉めの話。
極道の妻たち 決着(けじめ)(1998年)
※監督:中島貞夫
出演:岩下志麻、かたせ梨乃、とよた真帆、細川ふみえ、藤田朋子、竹内力、山本太郎、トミーズ雅、金山一彦、安藤一夫、中条きよし、佐々木勝彦、大杉漣、西田健、安部譲二、愛川欽也、名古屋章
五社監督を超えられなかった
第一作は監督が五社英雄で、岩下志麻が啖呵を切るシーンに度肝を抜かれた。
その後は東映の監督が担当したが、残念ながら五社英雄を超えることは出来なかった。
この10作目が最終作だが、せっかくのキャラを生かしきれなかった東映を象徴する出来だった。
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