新・極道の妻たち 覚悟しいやのレビュー・感想・評価
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あんたら、覚悟しいや。
2023年3月26日
映画 #新・極道の妻たち 覚悟しいや (1993年)
#家田荘子 原作、#岩下志麻 主演「極道の妻たち」シリー作目
バブル崩壊後、ヤクザ組織が住民の立退き運動に揺れるなど世相を反映している
岩下志麻の迫力が半端ない
“あんたら、覚悟しいや!” ⇒ “あんたら、覚悟しいや!つまらんもん見せるで!”・・・“はい。”
①今日は仕事先の中国が端午節のお休みなので有休を取り、爽やかな朝から『極道の妻たち』を鑑賞。②冒頭、岩下志麻と加賀まりこの二大女優が姐さん(組長の妻)役で共演。おっ、これは!と期待したが、後はいつもと同じ。③いつもは志麻姐さんの尻に金魚の糞みたいにくっついてウザイかたせ梨乃が、今回は敵役(刑務所に入った志麻姐さんに“足を洗って堅気の普通の女になって出直します。”と殊勝に言いながら敵の組の幹部にすり寄って屈辱を晴らそうとする悪女役)で志麻姐さんと張り合うのが新機軸-でも演技は相変わらず一本調子。④志麻姐さんも今回は中国返還間近の香港に足を伸ばして一匹狼の殺し屋と浮気するなどこれまでの極妻とはちょっと違う。本筋とは関係ないが香港マフィアの皆さんも中国返還後を見据えて色々と考えておられる様でここはちょっと面白かった。⑤志麻姐さんの旦那である梅宮辰夫扮する組長も初めは昔気質の極道だとカッコいいことを言っていたのに、弟(草刈正雄)の女房にした元愛人(かたせ梨乃)にまた手を出したり、弟に大紋を譲って組を継いで貰うと言いながらなんやかやと口を出してくる大阪の大組織の幹部を殺して来いと鉄砲玉に使おうとしたり、やってることが支離滅裂で今回の抗争の原因はもとはと言えばアンタちゃう?と言いたいくらい。⑥周りを固める助演の面々はお馴染みのオジサン達ばかり。皆さん、当シリーズで役を順番にとっかえひっかえ演じられてるみたい。お務めご苦労様です。⑦今回、新参加の草花正雄、余りに違う顔なので梅宮辰夫の弟とはとても思えないが、前半は建設会社○○組の社長として“もしかして好い人キャラ?”と思っていたのに梅宮辰夫が殺されてからは、志麻姐さんの言う通り堅気になれば良いものを、「兄貴は生前俺に大紋を譲ると言っていた」ばかりを繰り返して段々壊れていく。と共にこの映画も段々壊れていく。ラスト、『シャイニング』のジャック・ニコルソンばりのオーバーアクトに失笑。まだ、良い役者になる前の中途半端な頃だから仕方ないか。⑧
第6作らしい。志麻姐さんやりたい放題。 敵を銃殺して務所行き、香港...
第6作らしい。志麻姐さんやりたい放題。
敵を銃殺して務所行き、香港旅行で北大路欣也と浮気。官能シーンまであり。担当はかたせ梨乃ではなかったのか、あんまり見たくなかった(笑)
話がさっぱり面白くありません。ラスト間際の草刈正雄のポンコツ演技とキテレツ音楽が笑いどころ。そしてラストはハチャメチャです。
お待ちかねセクシーショットが冒頭だけなのも残念至極(笑)
BS-TBS録画鑑賞
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