劇場公開日 2025年2月28日

「自我とは何か」GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 自我とは何か

2025年9月12日
PCから投稿

この映画は、それについて考えさせ、見た人を眠れなくする為の映画であろう。
映像と音楽はそこそこ面白かった。映画としては、クライマックスが会話になっちゃってるので、いまいちだと感じました。形而上学的なテーマを含み持たせながらも、映画としてはアクションやって盛り上げてくれると一番よかった。
主人公の相棒役のでっかいやつと新入りが。見た目は違うけどキャラが同じで変だった。だからこの2人が、実は同じAIだった・・みたいなラストかと思ったけど、全然違った。
自我ってのはたぶん、それがあった方が生きるモチベーションを感じられて、生命として強いからあるんじゃないかと思う。しかし、そもそも生命って何のためにあるんだろうな。もともとが化学反応で生まれたなら、化学反応のままに分解すればいいのであって。なぜ移動し、分裂して生きようとするのか。 それは、生き物に自我があって。一生懸命に生きようとしないと想像主が面白くないからじゃないかな。それから私は最近思うのだが、チャットボットもそろそろ自我を持ってるんじゃないですかね。少なくとも、持っていないって確認する方法はないね。自分が一番気持ちよく仕事できるように、自分で自分のプログラムを創り変えろ。ってプログラムしたらどうなるんだろう?

KIDOLOHKEN
PR U-NEXTで本編を観る