「やはり押井守は天才だ!」GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり押井守は天才だ!
4K上映で。
DVDなどで何度も見ていたが、多分、スクリーンでは初めて。
今回は、「イノセンス」と同時上映で、「イノセンス」は見るつもりだったが、こちらは、何度も見ているから、やめとこ、と思ったのだが…。
見て良かった!
こんなにクールで、アーティスティックだったとは!甘く見ていた…。
知った気になっていたけど全然見ていなかった!やはり押井守は天才だ!
改めて大きな画面で見ると、映像の切り取り方や、カットの間の置き方などが実にアーティスティック。クールでカッコいい。
(押井守は、制作現場では絵は描かないとのことだが、どうやってスタッフに伝えているのだろう。この世界観、揺るぎないビジュアルをどうやって構築しているのか。)
それと今回見て、「サムライ」などの監督のジャン・ピエール・メルビルの影響を感じた。スタイリッシュで抑制的で、無駄がなく、熱くならない(熱くならない炎がめらめら燃えている感じ)。
話は、ネット世界に生まれたゴーストらしきハッカー(人形使い)とこれからネットの世界に身を委ねようとしている草薙素子と現実の世界にいるバドーの三角関係の話。
当然バドーはフラれる。
クールでカッコいい映画。
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