「難しい、でも何か凄かった。」GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
難しい、でも何か凄かった。
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・下調べを何もせずに初めて観た。主人公が女性で派手なアクションの映画だと思いこんでいた。しかし、人間の存在意義、価値、人間ってどうして人間っていえるの?って難しい話題が中心だった。次々と理解が追い付かないまま事件が起きていた。何となく理解した気でいるけれど、答えのない問いをなげかけられて終わった。設定上、どんなキャラクターかっていうのを過去の姿を使って描くことが無意味っていうのがあるんだと思った。
・ゴーストと旧家?などの単語が下調べをしなかったせいで何となくの理解で、前提として調べておいた方がいいと思った。ゴーストは実証できない過去の記憶とかなのかな。旧家は支配している組織なのかな。観終えた後も調べてないっていう。
・ディストピアに暮らす人たちは純粋な人たちなのか、ほぼサイボーグなのかがよくわからなかった。しかし全員がもしも電脳だったら、人類は平等になるんじゃないかと思った。年齢を重ねると経験が重要視される。その経験を完全に共有できるなら個性はなくなるけど、誰も困らない気がした。しかし、考えている事も筒抜けになってしまうし不自由な感じもする。誤解もなくなる。と、書きながら別に紛争がなくなるってわけでもない気がしてきた。
・95年ということはフルで手書きのセル画だと思う。複雑な描写すべてOPから非常に美しかった。
・思春期に観てたらかなり影響を受けたんじゃないかなぁって思った。
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