「個」GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
個
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ハリウッドリメイクを見た後、興味が湧き鑑賞。
…思ってたよりはわかりやすい。
そして、22年前っていう年月を感じさせない。
2017年の今でさえ、十分面白くて、最後まで観ていられる。
なんというか、個体としての定義をハリウッド版は過去に求め、オリジナル版は進化とか…未来、ではないな、今に求めたような印象。
比較と対比に依存せず、今、確立しここから進化しかしない自我を受け入れろ、と。
結末が180度違ってた。
まあ…小難しい話には間違いない。
作中にある先先端の技術、光学迷彩や、擬態化、公安何某かとかの設定が撒き餌の如く思えた。デコレーションは変わっても、物語の本質はそうそう変わるものではないのだなあと、改めて感じた。
それは偏に、人が人を描くという創作が飽和しているのかもしれないし、結局は帰結するのかもしれない。
これもまた、小難しい話である。
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