拳銃無頼帖 不敵に笑う男

劇場公開日:

解説

赤木圭一郎の拳銃無頼帖シリーズの第三作。城戸礼の原作を、「若い突風」の山崎巌が脚色し、「俺は流れ星」の野口博志が監督した。撮影は「天下を取る」の横山実。

1960年製作/83分/日本
配給:日活
劇場公開日:1960年8月6日

ストーリー

三年前、人を殺して刑務所へ入っていた早射ちの竜が金沢へ帰ってきた。堅気になって、恋人のユリとまともな生活をしようと決めていた。だが、ユリは一年前に事故で死んでいた。ユリの妹博子は、ユリの死は竜の責任だと言った。町では、浜田組と船場組とが争っていた。竜に射たれて不具になった相原が、竜を襲った。その時、どこからともなく一人の男が現われ、竜にピストルを投げて助けた。浜田組の用心棒でコルトの謙という殺し屋だった。竜といつか勝負をしたいから助けたのだという。翌日、竜は警察へ行き、ユリの死因を調べた。プラットホームから足をすべらし列車に轢かれたことになっていた。しかし、竜は殺されたのだと思った。竜は船場に仕事を頼まれた。時価四千万円の盗品のダイヤを浜田組に売りつける取引だった。が、竜は断った。船場は、浜田組の身内がユリをホームから突き落としたのだとそそのかした。翌日、竜は博子に会った。妹の則子を彼女の店で働かせてくれるよう頼んだ。と、船場組の源と鉄がやってきて、博子を連れ去ろうとした。博子は船場から金を借りていたのだが、その金の代りに体を強要されていたのだ。源と竜とは対峙した。と、現われたコルトの謙が源の拳銃を射ち落とした。竜は謙と一緒に浜田に会った。浜田はユリを殺したのは船場だと言った。船場は浜田が殺したといい、浜田は船場が犯人だというのだ。竜は船場に会い、博子にイヤガラセをしないという条件で、ダイヤの取引きを引き受けた。竜と博子の間には、愛が芽生えていた。取引きの夜、竜は源とともに、鬼島に向かった。浜田組の相原が竜を射ち、竜は海中に消えた。竜が持っていったバッグの中はガラス玉だったのだ。が、竜は生きていた。再び、ダイヤの取引きが行われた。しかし、ダイヤも札束もニセだったことから、乱射戦となった。船場組はマシンガンを使い、浜田組を圧倒した。博子が駈けつけ、則子と恋人の五郎が鉄にホームから突き落とされたと言った。ユリを殺したのも、船場と鉄だったのだ。竜は怒り、逃げる行手に謙が立ちふさがり、二人を射った。謙は警官の手錠を受けた。二人を追いつめた。が、逃げる行手に謙が立ちふさがり、二人を射った。謙は手錠を受けた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5宍戸錠がカッコいい

2023年10月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

・吉永小百合出演5作目の作品
・1960年当時の金沢市の街並みが観れる
・ストーリーは単純なアクション映画
赤木圭一郎(当時21歳)
ヒロインは笹森礼子(当時19歳)
吉永小百合(当時15歳)は主人公の妹役
ライバル役は前作に続き宍戸錠だが、今作はおしゃれな白いスーツ姿がカッコよかった。

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