月光の囁きのレビュー・感想・評価
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紗月の目覚め
1999年公開の塩田明彦作品。
武蔵野館での特別上映。
水橋研二👍
実写版のくりぃむレモンは2005年だから、6年前か。
水橋研二が初々しい。
風邪ひいて休んでいるところに押しかけてしちゃうのも共通している。
しかし、原作は中学生の設定。
破壊力ありますね。
足フェチ。盗撮。体操着吸引。
お嬢様聖水(カセットテープ録音)。
つぐみの足の健康的なお色気。
剣道の厳しさとのギャップもたまりませんです。ふたりだけの朝練。
九州弁もたまりません。
庄屋作りの大きなお屋敷。
お姉さんは井上晴美。
巨乳姉妹。
とことん犬になっちゃう拓也。
音楽もスピッツだし。余計に切ない。
サドに目覚めてとことん責める紗月の狂気。
高校生があそこまで自分を晒け出してトコトン行く。
ああいうプレイはよほどの信頼関係がないと出来ないですもん。
純愛と言ってもいいんじゃないでしょうか😎
本当の自分は受け入れられるだろうか?
友達
恋人
親
兄弟
姉妹
近しい人間関係の人間に
私たちは
どこまで本当の自分を見せているだろうか
また見せるべきなのだろうか
こんな話を聞いたことがある
本当の自分を知りたければ
自分の部屋を閉めた後の自分を思い出せばいい
この映画は
不幸にも
本当の自分が変態だったこと
そして
それに純粋に向き合ってしまうことで
傷付き、苦しむことが描かれる
極端な話であるも
だれもが思い当たる
本当の自分を人に曝け出すとまどいの
普遍性が描かれている
私は
この映画のラストの美しさと切れ味は、
生涯ベスト級である
隠したい性癖
付き合い始めて最初のベッドイン。紗月が痛がったために未遂(ちょっとだけ挿入か?)で終わったが、帰り際、紗月がトイレにはいったとき小便の音を録音してしまった。その後、テープを紗月に見つかり、「変態!」と言い残して彼女は帰って行った。拓也の異常な性癖を知った紗月は、彼女に好意を寄せる剣道部の先輩・植松と当てつけのようにつきあうが、それはかえって拓也を喜ばせる結果となった。紗月の犬になりたいと言うマゾヒストの拓也に、紗月のサディスティックな一面が開花してしまう。
植松とのデートを見守らせたり、挙句の果ては、押入れに拓也を潜ませて2人のセックスを見せつけるという行為にまで発展する。じっとこらえてさえいれば、絶交は免れる。そんな一途な想いで“犬”としての関係に甘んじる拓也であった。そして、紗月は一人で温泉へと出向き、そこへ植松と拓也を呼びつける。滝壺に落ちて死にたいと思ったけど、なんでそんなことせなあかんの?「お前が死ね」・・・喜んで死ににいった拓也・・・結局は大怪我で終わったが、これじゃR15になる理由もわかる。
最後は爽やかにSとMの関係・・・というより純愛か?独占欲もないし、痛みも感じない拓也。女のほうはそれが原因でSになったという心理。しかし、高校生という異常な設定と、“死”に対する描写が納得いかない。
すごい映画。 青春モノとしても最高かも。 原作漫画も監督もキャスト...
すごい映画。
青春モノとしても最高かも。
原作漫画も監督もキャストもすごく良いです。
変態じゃなくても共感できる。
「ギブスとれたら海でもいこか」→運命の人♪
すごいなあ。
切なくて悲しくて・・・
いやぁ~・・・・なんか心が痛いっす。
とてもいい映画です。ただ、普通の人にはこれ理解できないでしょうね。
他人の批評でもそう言う意見が多かったですし。
私はよぉぉぉぉぉぉくわかっちゃったりするんですが・・・
人を好きになるとさ、ってこれは私だけかもしれませんが、そのすべてのことが愛おしくなってきてしまう訳よ。極端に言えば他人が汚いと思う者まで綺麗と思ってしまう。まあ、あまり極端過ぎると変態ストーカー呼ばわりされてしまうのですがね。
こういう真性ドMな私ですから、主人公の取る行動も頷ける。例えば写真にしたって、目の前に彼女の写真があろう物なら黙ってこっそり持っていくなんてのはさぁ、私昔やりましけど(ごめんなさい)。まあブルマやら靴下やらましてや何の音は録音しませんでしたがね、それに負けないくらいの好きという情熱はありましたよ。
で、後半の行動もわかるんだよねぇ。
一緒に居られればそれでいい。同じ空間に居ることが幸せ。
だからたとえ、いじめられても、冷たい視線を浴びせられても、そこに愛はなくても、それはそれでとても素敵な時間であるのですよ。だからセックスって結構二の次だったり。いやもっと下かもしれません。
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