「教科書にもなろうか?、」激動の昭和史 軍閥 けいさんの映画レビュー(感想・評価)
教科書にもなろうか?、
2・26からの開戦、そして終戦までの経緯のストーリー。
当時の国の動き、人の動きもわかるし開戦当初の勝利に盛り上がる状況、それから悪化する戦況を報じる新聞社の苦悩なども描かれてる。
いろんな人が出てきてその思惑もあって、戦場のシーンもあって、時間もたっぷりあって充実していたと思う。
後半の、戦地での将校が自決するシーンでは、どうも芝居がちゃちいというかわざとらしいというか、あまりにもお粗末で、そこはどうにかならなかったものか、と(笑)
それでも、当時の東京で軍服を着てあれこれ言ってる連中には、実際におまえら自身が南方の島々に行って戦ってきてみろ、と言いたくなるくらいの無責任で無謀な言い分に、あきれもするし腹ただしくもなる。
そんな当時の空虚に息巻く政治家や軍のおエライさんらのせいでどれだけの若い人たちが命を失ったか。
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