「進み出したら止まらない。」激動の昭和史 軍閥 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
進み出したら止まらない。
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東宝8.15シリーズ第4作。
「激動の昭和史」シリーズ第1作。
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
二・二六事件から始まった激動の歴史を、政府内における陸軍と海軍の軍閥争いによる政治的波乱、日本国民を戦争気分へと駆り立てたメディアの姿を両軸にして描き出した戦記大作。
劣勢になっても尚真実を隠蔽し続けた政府。大本営発表を嘘と知りながら、それを“真実”として報道していたメディア。進み出したら、もう誰にも止められない―。行く末を見失い、まさに泥沼…。その矢先に投下された原子爆弾のシーンで終幕するだなんて、めちゃくちゃ衝撃的でした。暴走を続けた果てに待っていたものの大きさに戦慄しました。
【余談】
三船敏郎、何度目の山本五十六か?(笑)
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kossyさんのコメント
2020年8月22日
しゅうへいさん、毎度です!
加山雄三が意外にも硬派な役だったのでびっくりでした。
沖縄戦の方が凄かったかな~とも思いましたが、最近沖縄に関する映画を見る機会が多くて、毎回涙流しています・・・