クレオパトラ(1970)のレビュー・感想・評価
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虫プロダクションとして、致命的になった興行成績と聞く。 しかし、時...
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虫プロダクションとして、致命的になった興行成績と聞く。
しかし、時間が経過した現在、それを見ると、時間がづれた影響で歴史的な価値を醸し出している。大阪万博、月着陸船、モナリザの来日、70年安保、そしてベトナム反戦運動。
そんな時に作られた。実はこの作品は断片的に鑑賞しただけで、通して見た記憶が無い。しかし、クレオパトラが袋から登場するシーンを見て、手塚治虫先生の『奇子』の作品の中で『奇子』の登場するシーンと重なり、そのエロスの表現が私の脳裏に蘇った。
動きのリアルなアニメーションと言えないが、色々斬新なアイデアで作り上げた天才手塚治虫の偉業と言える。テレビでは今の世であっても放映できるとは思えないが。こう言ったアニメがジャパニーズアニメの根底を支えている。傑作だ。
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