アパッチのレビュー・感想・評価
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かくしてインディアンは土地を奪われた。
亡父が好きな映画だった。初めて見た時笑えた。
コーカソイド系の横暴的オナニ⭕映画だと感じる。
ベトナム戦争映画に良作なしなんだが、まともなアメリカ製西部劇に出会った事もないと実感した。
兎に角、ジェロニモが降伏した事だけが事実と言うだけ。
相変わらずの主人公は架空の人物。
リンカーンが奴隷を解放したんだから、インディアン(?)も素直に従ってりゃ死なずに住んだんだよ。って事だよね。
そうは思うけど、アメリカは朝鮮戦争の休戦期間。新たな仮想敵国を探しているって感じたね。
ソ連と戦争したいのが見え見え。
だから、1960年に民主党の大統領が一触即発の危機を乗り越える。果たして、フェイクじゃないのかね。フェイクニュースは今始まった訳ではない。
まぁ、インディアンは素直に土地を明け渡してくれた。だから、コーカソイド系の覇権争いつまり南北戦争で、アメリカ帝国は統一できた。ある意味簡単にね。
だから、何一つ学習する事なく、1960年代からベトナムでベトナム人の土地を奪おうとする。
こんな映画を見ているから抵抗する民族のアイデンティティなんかからっきし分かっていない。すぐやめりゃ良いのに。
とてもよかった
バートランカスターが顔を黒塗りしてインディアンを演じていて、ヒロインも白人が顔を塗っていて彫りの深さに違和感がすごかったのだけど見ているうちに慣れた。テレビで放送される西部劇にはあまりインディアンが出ないし、主人公がインディアンというのも珍しい。しかもかっこよく英雄的に描かれていて面白かった。インディアンもいろいろで、白人と友好的なインディアンから農業を勧められていた。都会に行ってうろうろしていると、靴でインディアンであることがバレて追われてしまうところが気の毒だ。ヒロインに対して信用しなくて、縛り上げて泥水を飲ませていたのもすごい。
1954年の作品ながら、追い詰められるアメリカ原住民が主人公
総合60点 ( ストーリー:55点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:65点|音楽:60点 )
1954年の制作ながら、白人が一方的にアメリカ原住民を撃ち殺すのではなく、白人に迫害されるアメリカ原住民を主人公に置いたのは先見性がある。それでもまだ青い目の白人がアメリカ原住民を演じているのは違和感があるものの、時代背景を考えれば仕方ない。
それで映画の内容だが、アメリカという近代国家が設立され社会基盤が整い追い詰められていくアパッチ族が、最後の組織的抵抗を終わらせ部族は白人に堕落させられ、それでも一人で誇りを持って孤独な戦いをしていく姿が悪くない。結局白人だけでなく魂を失った自分の部族からも裏切られ時代に取り残され、山奥で二人でひっそりと人目をはばかりながら明日をもしれず刹那的に寂しく気高く孤高に生きようとする場面が最も良かった。だがその後の結末の突然の幕切れは綺麗にまとめようとしすぎでがっかり。
腕が太いランカスター
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