アパートの鍵貸しますのレビュー・感想・評価
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最後の3分
これに限るよね。この映画は。
ヤリ部屋として自分の部屋を貸していたバクスター。
その繋がりはとても希薄な関係。
恋をしたエレベーターガールは部長の愛人だった。
愛人は部長がただのヤリ目に思えたので、睡眠薬を飲んで自殺未遂。
最後は部長から逃げてバクスターの元へ。
まあまあだった
主人公のアパートの部屋が重役のヤリ部屋になっていて、主人公は毎晩のように外出していたのだけど、どう考えても風呂なし四畳半みたいな部屋をもう一部屋借りていればいいとしか思えない。そうすればみんな丸く収まり主人公も出世できていたはずで、しかしそれだと最終的な一皮剥ける感じにならない。ジャック・レモンのしょぼい感じはよかったのだけど、いいたいことが言えない感じはモヤモヤするし、さっさと言えばいいだろとばかり思ってドラマとしてあまり面白くない。
予定調和のサラリーマンの日常が佳い
一瞬一瞬がスチル写真。
一瞬一瞬がポートレイト。
小気味良いセリフ回しが楽しくて仕方ないんだけれど、
でも音声を止めて 映像だけでも見ていたい。
あるいはたびたびポーズして静止画面に魅入ってみたい、
・・・そんな作品でした。
マクレーン扮するフランも、レモン扮するバクスターも、笑いと悲しみが同居するペーソスたっぷりで、観るこちらの心を捕らえます。
眼差しがこんなに美しい俳優たちって、あんまりいないね。
だから珠玉の共演だと思います。
ワイルダー監督は、市井の庶民を温かくフォーカスする、かつてのイタリア映画の匂いがする。
名作!
ビリー・ワイルダーを追いかけて鑑賞。
やっぱり面白い!おしゃれ!ウィットの効いたセリフがたまらない!
上司の浮気のために自分のアパートの鍵を貸すことや、不倫など、けっこうエグイ内容なんだけど、さらっと素敵。何回もみたくなる映画です。
おしゃれな映画
白黒時代の映画にこんなに素敵な映画が、なんて失礼なことを思っていた映画でした・・・
(その頃は全然「もの」を知らなかった・・・)
おしゃれで明るいラブコメディ。
予想以上に旦那さんは感動。
主人公の良い人っぷりが泣ける。
テンポが良くて、全然飽きさせない演出はふつーに素晴らしいと思った。
「ローマの休日」みたいな♪
素敵な映画だったぁ~♪(*^-^*)
何か・・・ストーリーは全然違うのだけれど、
あくまでも私の中で、「ローマの休日」みたいな、
そんなオシャレで、優雅で、
格好良くも感じる、恋物語の印象が残った。
「いいおとこ」とは。
出世街道を描いて自分のアパートを上司と愛人との密会場所として提供するお調子者バクスター。その利用者には想いを寄せる女性も含まれていた。
白黒の作品を嗜みたくてまず手に取ったのはタイトルに惹かれたこの作品でした。このチョイスは我ながら正解!
社内不倫に上司への媚売り…と決して軽やかな内容では無いはず。けれど鑑賞後の清々しさは天下一品でした。
「いいひと」と「いいおとこ」の狭間に揺れる男性。
夢中だったはずの選んだおとこに後悔する女性。
「しっぽり」行きたがる家庭も地位も財力もある上司たち。
年中無休な隣人に興味深々である同じアパートの人間。
やりとりのリズミカルさと出てくる小物の使い方に目を離せない一作でした。
良い作品であり名作
ビリーワイルダーの名作。シャーリーマクレーンの演ずるフランが女性らしくて、色気があるし、サバサバしてると思いきや、笑顔が可愛いしジャックレモンのバクスターも優しいし、フランを好きだからこそ影でしか応援することが出来ない.,その姿に心うたれ最後にハッピーな気分になる映画だと思う。
最初見た時は、凄い作品だと感動した作品。再鑑賞したら名作で、好きな映画なのだが、1回見てるわけだから、感動はしないwでも、良い作品だと感じれる。
シャーリーマクレーンにはまりだした映画でもあるw
●なんとなくエッチな想像してたけど。
原題は「The Apartment」。邦題に軍配をあげたい。
ビリー・ワイルダーが10年温めた作品らしい。見終わってから、シャーリー・マクレーンに気付き、ハッとして唸る。
会社の重役にアパートの鍵を貸す。おかげで出世もするのだが。
ラストが秀逸。発砲音からのシーンが好き。あの終わり方も。
完全に蛇足だが、この頃は、バーで女性から声掛けられるなんて
ホントに信じられてたのかな、とか、どうでもいいことが気になった。
絵に描いたようにオチの分かる映画。でもそれがなんか清々しい。モノク...
絵に描いたようにオチの分かる映画。でもそれがなんか清々しい。モノクロが、味、出してます。シャーリーマクレーンが好きな人はたまらないでしょうね。私はジョンマクレーンの方がいいです(笑)
古き良き映画です。
かっこいい男とは
孤独な男の話は本当に哀愁があって良い。男から感じるのは寂しさやイタさだけじゃなく、何故かカッコよさなのだ。
「あなたに恋すればよかった」
「そんなものさ世の中は」
この台詞が最高にシビれた
60年代のオシャレな感じが、服やインテリアから滲み出てる
何とも言えないジョークとか、シュールな終わり方とか、全部が好きだった
主人公に関しては、チャンスがいっぱいあるのに中々自分の欲を出さなくて、いつ悪いことするんだ?って思ってたけど全然しなくて、そういう人なんだって思った。素晴らしかった。
エレベーターガールとても可愛い!
モノクロ映画です。オープニングに漂うディズニー感! って逆か、ディズニーがこういう雰囲気にしてるのか。レトロでコミカルで...うまく言えないけど、ム~~ン♪ リヴァ~~♪♪ って感じ。笑
初めて聞いた「シチュエーションコメディ」というジャンル。
知らない単語は即座にウィキる。そして引用。
シチュエーション・コメディ(situation comedy)はコメディのジャンルのひとつ。登場人物の置かれる状況によって観客や視聴者を笑わせるコメディ。
シットコム (sitcom) の語源でもあるが、通常、「シットコム」と使う場合は、「シチュエーションコメディ」の中の特定の傾向を持つ作品を指すことが多い。
「特定の傾向」の一つは、登場人物と舞台がほとんど変わらないというものらしい。同じ人たちが、同じ場所で繰り広げるドタバタ。「デスパレートな妻たち」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」などもこのシットコムに分類されるそう。確かに独特なシチュエーションよね、ウィステリア通りも刑務所も。さらに「GLEE」「gossip girl」「Veronica Mars」なんかの学園モノも、同じ傾向がありそう。私はヴェロニカ・マーズ以外、途中で飽きてやめちゃった。登場人物が変わらないとストーリーを盛り上げるために無理やり波風立てようとして、マッチポンプ感がすごい。
話が逸れた。でもそんなに書くべきこともない!
想いを寄せるエレベーターガールの醜態を隠蔽するため、周囲に糾弾されようとも嘘を突き通すバクスターの姿はかっこよかった。あんなにチャラチャラしてたのに! っていうギャップ萌え?
予想外の展開はなかったし、部長がクソすぎてげんなりしちゃったけど、スカッとするラスト。呑気でハッピーな映画でした。
ラブ・コメディを演じたらジャック・レモンの右に出るものはいないので...
ラブ・コメディを演じたらジャック・レモンの右に出るものはいないのではないか。彼をみているだけでつい微笑んでしまう。テンポが良く今でも十分楽しめる作品だ。
主人公がお人好しすぎて…!
NHKのBSでしていたので録画して視聴
とてもおもしろい映画でした
昇給ものであり、コメディーであり、ロマンス要素もあるもりだくさん感
起承転結がはっきりしていて、どうなるんだ?と思いながら
退屈せず、見ていられました
冒頭の主人公の一人暮らしの生活が、なんだか私生活を覗いてる感じでおもしろかったです
足で扉しめたり、ひとりで家にいるとあんな感じになるよね…
主人公がおひとよしすぎて!
でも、殴られても幸せそうでしたね
それにしても、物語上だろうけど、60年代のアメリカには
休憩できるようなホテルなどはなかったのですかね?
なぜみんな主人公の部屋に執着したんだろう
織田裕二のお金がない!をなんだか思い出してしまいました
きっとドラマのほうが参考にしているんだろうな~
Shut up, and deal.
15年前、ワイルダー作品が古い映画への入口でした。
やっぱり素敵!
クライマックス~ラストにかけての、シャーリーマクレーンのとびっきりの笑顔のために2時間があるってかんじ。
ジャックレモンの”It doesn't hurt a bit.”のシーンが好き。
伏線とその回収、小道具、テンポが小粋なワイルダー作品、さっぱりしていて気持ちがいいです。
名優あってこその普遍的ラブコメディ
上司の逢引のために、自室を貸して媚を売っていた主人公だが、
ある日上司が連れてきた女性が主人公の想い人で…と言う話
コメディタッチの恋愛物
戦後を代表する喜劇俳優ジャックレモンのテンポが心地よい。
そしてシャーリーマクレーンがとても魅力的。
この映画は俳優が作っていると思えるほど、
主演2人に圧倒的な存在感がある。
最近の恋愛物の主演に求められるものは、基本的には
その時々の世間の「理想の男性・女性像」にどれだけ近いかであって
その意味では没個性的でオリジナリティはあまり問われていないと思うけど
この映画を観て、そうではない恋愛物があったことを思い出した。
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