「ホワイトカラーというのは…」アパートの鍵貸します あっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
ホワイトカラーというのは…
このように本業では差がつかず、何かの裏技を駆使せねば出世できないものなのかのう…。そんな事は無いと断言したいが…ここまで極端でなくとも、上司のお気に入りになって大して仕事もできないのに偉くなっていくというのはよく見る光景ではある。(だいたいどっかで挫折するけどね)。劇中で主人公が「どうせこれからはコンピュータが我々にとって変わる」と自虐的に語るのもほぼ真実。
どんな時も決して感情的にならないジャックレモンが、割りきりと野心と諦めと、でも最後はシャーリー・マクレーンへの愛情を大きな目と微妙な表情で表現している事に本格コメディアンの凄さを感じた。
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