「冒頭、セリフが棒読みのおじさんが登場するが、 これは横溝正史らしい。紅茶のお盆を持った奥さんも登場する。 この2人はラストシーンにも登場する。 この2つのシーンが必要なのかどうかよくわからない。」病院坂の首縊りの家 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭、セリフが棒読みのおじさんが登場するが、 これは横溝正史らしい。紅茶のお盆を持った奥さんも登場する。 この2人はラストシーンにも登場する。 この2つのシーンが必要なのかどうかよくわからない。
動画配信で映画「病院坂の首縊りの家」を見た。
1979年製作/139分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1979年5月26日
市川崑監督
横溝正史原作
石坂浩二38才
佐久間良子40才
桜田淳子21才
入江たか子
河原さぶ
久富惟晴
三條美紀
萩尾みどり
あおい輝彦
加藤武
大滝秀治
岡本信人
中井貴恵22才
草刈正雄27才
小沢栄太郎
清水紘治
小林昭二
三木のり平
白石加代子
草笛光子
池畑慎之介
この物語は「金田一耕助最後の事件」らしい。
冒頭、セリフが棒読みのおじさんが登場するが、
これは横溝正史らしい。紅茶のお盆を持った奥さんも登場する。
この2人はラストシーンにも登場する。
この2つのシーンが必要なのかどうかよくわからない。
デビュー作の女王蜂(1978)では固い演技だった中井貴惠だが
この作品では固さがなくなっている気がする。
写真屋が婚礼写真の撮影を依頼される。
病院坂と呼ばれる場所にある廃屋で写真を撮る。
そして写真が出来上がる日、廃屋を再び訪れた写真屋は、
風鈴のように吊り下げられた男の生首を発見することとなる。
殺されたのはバンドメンバーだった。
等々力警部の捜査が続く中、
写真館の主人本條、
バンドメンバーの吉沢などが殺されていく。
自分に調査を依頼していた本條の死を聞いた金田一は呆然とする。
草刈正雄の演技がまるで演技していないような演技のように見える。
連続殺人の犯人は誰もが考えなかった意外な人だった。
その動機には悲しい物語があった。
事件が解決した後、
金田一は米国に旅立つのだった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
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