「メーテル登場までの流れは尋常ではない」さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 johnny B badeさんの映画レビュー(感想・評価)
メーテル登場までの流れは尋常ではない
クリックして本文を読む
小学生の頃、映画館で鑑賞。
「前作でやれることはやりつくした」とりん・たろう監督も語るとおり、いわゆる『大人の事情』で作られた作品。あの名作の、大ヒット作の続編を作らないでどうするの? と。
「続編は当初から構想にあった。だから1作目では全貌を描かなかった」と松本先生は嘯くが、どう考えても後出しジャンケン。それなら「エターナル・ファンタジー」の続編こそ作れよ!(笑)
しかし、レジスタンスとして闘う序盤の止め画からのタイトル。メーテルからのメッセージ、ステーションへ乗り込む鉄郎と仲間たち、999を追いかけて飛び乗る鉄郎。崩れる線路…。
ここから惑星ラーメタルでメーテルと再会するあたりの流れは凄まじい。しかし尺の関係か、そこからがご都合主義でうまくまとまらず、散漫になった感じが否めない。
でも、エンディングにハーロックと言葉を交わし、メーテルと別れ、再び線路から飛び立つシーンと胸躍るBGM。切なくも未来を感じさせる素晴らしいラストシーンでした。メアリーマックレガーの主題歌もいい。
ていうか、メアリーマックレガーって何者?
コメントする