劇場公開日 1997年12月27日

「役所広司は勿論、萩原聖人の演技も秀逸でした。」CURE よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0役所広司は勿論、萩原聖人の演技も秀逸でした。

2022年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

催眠術を使い連続殺人を繰り返す犯人を追う刑事を描く物語。

役所広司と萩原聖人が共演するサイコスリラーですね。
催眠術は、その人が「悪」と感じていることをさせることが出来ない。そんな常識を逆手にとり、その人の元々持っている「悪意」に焦点を充てる設定は興味深く、また不気味に感じますね。

名優役所広司は勿論素晴らしかった。配偶者の精神疾患に苦しみ、犯人に苛立ち・・・怒りを抑えられなく刑事を名演しています。
そして、萩原聖人の不気味な演技も素晴らしく、映画を盛り上げます。

正直、ラストの展開は好きではありません。寧ろ、映画としてはダメな部類ではないでしょうか。精神病患者への差別的な部分も蛇足のように描かれていたのも残念なところ。

私的評価は標準点にしました。

コメントする
よし