君は僕をスキになるのレビュー・感想・評価
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手作りプリンが生き甲斐🍮
性格の違う4人の男女の恋愛模様を描くラブコメディ。
だいぶ前の作品ですが、とても好きな作品なのでクリスマス近くなるとDVDを引っ張り出して観ています🎄
野島伸司が脚本というとドラマでいえばシリアスなものが多いけど、本作は山田邦子も出演している通り笑いのあるラブストーリーに仕上がっています。とても切ないシーンもあるのですが、山田邦子の明るい役柄が本当に良くて、何度観ても飽きません。
加藤雅也演じる太宰は生粋のチャラ男なのに、本当に人を好きになった時のスイッチの入り方がとても良いです。
ラスト付近に流れる山下達郎の「クリスマス・イブ」もやはり名曲…
トヨエツも同僚役で出ています♩オススメです。
あなたはこの映画をスキになる
1989年の和製クリスマス・ロマンチック・コメディ。
秋元康が企画、野島伸司はこれが映画脚本デビュー、渡邊孝好はこれが映画監督デビュー。
偽自殺がきっかけで出会ったOLの知佳と苫子。
失恋続きの知佳と恋愛下手な苫子。共にクリスマス・イヴに恋人と過ごした事が無い。
ある日知佳は、人気No.1イケメン社員にお遊びで恋人に選ばれる。同じ頃苫子は、眼鏡を拾ってくれた事がきっかけで一人の男性と出会う。
2組の男女のトライアングル・ラブ。
近付くクリスマス・イヴ…。
山田邦子と斉藤由貴の異色のW主演。
山田はさすがのコメディエンヌぶり。前半のウザさは素では…?
山田に連れられるかのように、斉藤もコミカル演技。犬にだってなります!
前半地味だった2人が、美しく魅力的に。この手の作品の鉄板。
終盤、親友の為に一歩引く山田がイイ女。
同じく終盤、選んだ相手の元へ急ぐ斉藤のキュートさ、健気さ!
そのシーンを最高に盛り上げるのが…
クリスマスと言ったら、これ!…と言うくらいの名曲。
山下達郎の『クリスマス・イヴ』。
本作のテーマ曲だったとは。
シーンも曲も本作のハイライトと言えるだろう。
明らかにハリウッドを意識したような他愛ないロマコメ。
でも、邦画にはこういうクリスマス・ロマコメはなかなか無く、バブル期を表すような軽妙さ、主演2人の軽快なやり取り、山下達郎の名曲。
名作ではないが、時代や雰囲気は良く、やはりクリスマスの時期に見たくなる。
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